フローリングを色やイメージで選ぶ!
今回の記事のポイント
✓スタイルに合ったフローリングがわかる
✓フローリングを選ぶコツがわかる
✓樹種による風合いや色の違いがわかる
更新日:2023/5/25
初稿:2022/2/12
《目次》
・フローリングを色やイメージで選ぶ!
1:シンプルモダンスタイル(Simple Modern style)
2:カジュアルスタイル(Casual Stayle)
3:アンティークスタイル(Antique style)
4:ラグジュアリースタイル(Luxury style)
5:ナチュラルテイストスタイル(Natural taste style)
・好きな木の色や種類で選ぶコツ
・風合いや色味の違いはこんなところでも
・フローリングの色についてまとめ
最近人気がある内装スタイルを参考に、理想のイメージ空間でフローリング選びをしてみてください。きっと、色の好みやイメージから方向性が見えてくるはずです。
1:シンプルモダンスタイル(Simple Modern style)
シンプルモダンは飽きがこないオーソドックスなスタイルの内装になります。素材感を活かした家具やソファー、木目の表情が味わいを出す無垢フローリングを合わせ、シンプルだけど落ち着きやぬくもりのある空間になります。
特に、壁の配色をシンプルなホワイト系に統一することがポイントで、それによって他のものがアクセントとなり、バランスのとれたおしゃれ空間になります。
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シンプルモダンの内装は模様や柄がなく、単調になりがちですが、床材のフローリングに無垢材の質感や味わいがプラスされることで、素材感がアクセントとなり、まとまりのある空間に変身します。
自然素材を使うことで、自然のものが持っている本来の姿、節や色ムラ、凹凸などが自然の模様となり、風合いを演出。これは人工物では味わえない唯一無二のものとなり、自然のものだから同じものが一つとして存在しない特別感にも繋がります。
2:カジュアルスタイル(Casual Stayle)
ここ数年、若い世代に人気があるカジュアルスタイル。趣味やお家時間を楽しめるように、好みの色や柄の壁紙を一面に取り入れたり、個性的な照明や観葉植物を使ってインテリアを楽しみます。
落ち着きや癒しを求めるというよりかは、遊び心のある空間で、自分たちの好きなものを飾って暮らしを楽しむようなスタイルです。アメリカンヴィンテージや西海岸風、男前インテリアなどが代表的です。
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カジュアルスタイルはポップにもヴィンテージにも合う、明るいブラウン系のフローリングがおすすめ!ラフな感じが出たり、趣味と生活するような雰囲気には最適です。
また、遊び心というところでは【ヘリボーンフローリング】なんかも人気があります。フローリングにも遊び心を取り入れ、インテリアのポイントに!魚の骨を意味するヘリボーンはV字に床材を張り合わせて施工していくことで模様をつくります。木目の向きや色の濃淡で表情が変わり、存在感のあるフローリングになります。
3:アンティークスタイル(Antique style)
アンティークスタイルは内装に懐かしさや、ぬくもりのある古材調のフローリングを使用し、家具やドアにも年代ものを採用するスタイル。
こだわりや古いものを愛する心が伺え、特別な空間を演出することが可能に。
カジュアルとはまた違った独特の雰囲気がおしゃれで、物を長く大切に使いたいという思いには無垢フローリングがぴったりです。メンテナンスや手入れをしながら一緒に経年変化を楽しめるのは無垢材だからできる楽しみ方です。
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アンティークスタイルで気を付けたいのが、バランスです。使い方やインテリアの配置、取り入れ方次第ではただの古い部屋になってしまうので注意してください。ここ数年、古民家や中古物件っをリフォーム・リノベーションして使われるケースも増えています。古材や元々の建材を使用する場合には、どこかに清潔感や現代風のものを取り入れることで、おしゃれ感が際立ち、素敵な空間になります。
海外では、リフォーム・リノベーション文化が強く、住宅以外にも店舗やオフィスも上手にリノベーションしています。床や壁はもちろんですが、天井やドアなどの部分使いも上手です。海外のようにおしゃれな空間をつくりたいのであれば参考にしてみるのもいいかもしれません。
天然木材.comでは、木材の専門店の技術や知識を活かし、塗装や特殊加工を施した無垢フローリング商品もございます。アンティークやヴィンテージに似合うように特殊加工を施した【GROB】シリーズは人気急上昇中!
空間演出にこだわりたい方や、オシャレさを追求したい方には最適です。また、無垢材に関するご相談やお問合せがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
4:ラグジュアリースタイル(Luxury style)
豪華で気品や華やかさがあるラグジュアリースタイルは高級ホテルやオフィス事務所などを思わせる、ゆったりとした落ち着きや余裕のあるような空間です。
ラグジュアリースタイルで選ばれやすいのはダーク色の濃いブラウンです。重厚感を感じ、落ち着いた配色にすることで大人でシックな面持ちになります。特に、経年変化と共に艶を増すような樹種を使用すると、伝統的でハイセンスな空間に変わります。
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高級感を出したい場合には、やはり本物を使うことがポイントで、フローリングであれば無垢材を使い、壁であれば和紙や漆喰、石材なんかもおすすめ。家具もチープなものは避け、素材感や肌触りの良いものを置くことでラグジュアリースタイルは完成します。
そして全体的なカラーも重みがあるような、落ち着いた色を採用するのがいいでしょう。ブラックやダークブラウン、グレイなど、その中でアクセントになるようシルバーやゴールドなどを差し色で入れると高級感が高まります。
5:ナチュラルテイストスタイル(Natural taste style)
ナチュラルテイストはシンプルでありながらも、素材の特徴を活かしたスタイルで、北欧風や自然派と言われるような内装のことを察します。
アースカラーを取り入れ、自然の持つ色や模様を大切にするため、無垢材との相性も抜群です。明るく清潔感があり、スッキリとした演出が好評です。木材特有の色ムラや節などを個性として捉え、淡い色味の無垢フローリングが人気です。
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ナチュラルテイストスタイルに合う無垢材は、淡い色味の柔らかさがあるものがおすすめです。明るく清潔感もあり、パステルカラーなどを取り入れることで子供部屋にも人気があります。
淡く、柔らかい樹種はほとんどが針葉樹で、北欧スウェーデンでは森林全体の38%を針葉樹が占めています。そのため、パインなどの生産量も多く、産地である北欧では心材が赤色を帯びる事からレッドウッドとも呼ばれています。寒冷地で生育している為ゆっくりと育ち、年輪幅が狭く、密になり、きめの細かく美しい木目となるのが特徴。
パイン材はすっきりとして清潔感あふれる表面で、年月を経て飴色に変化し、マツ特有の美しさを楽しむ事が出来ます。樹脂成分も多く、使い込むうちに非常に艶が出てくるのも特徴的です。
以上、5つの内装スタイルをご紹介いたしました。何となくでも、それぞれの違いや特徴をご理解いただけましたでしょうか?
フローリング一つをとってもガラリと室内空間が変わるのは、床が占めている割合が多いから。そこに使用する床材は、無垢フローリングだけではなく、クッションフロアやタイルなど他にも種類があります
今回、ご紹介したように無垢材のフローリング材は、木の温もりが感じられることや、木材が演出する雰囲気や味わいが好まれ、採用されています。様々な樹種によって特性や色味が違うように、それぞれに個性があり、同じものが一つとしてないのが無垢材の良さでもあります。中には、好みの色合いにするために、【自然塗料】を使って塗装することも可能です。
まずは【無料サンプル】にて、無垢材がどんなものなのかを実感してみてはいかがでしょうか?
好きな木の色や種類で選ぶコツ
フローリングを選ぶ際の始めとして、色味から選ぶという方法もあります。フローリングの色は「木が本来持っている色」と、「着色や塗装を施して出す色」の2パターンに分かれます。
「木が本来持っている色」
木にはたくさんの種類があります。そのため、色味もそれぞれです。赤褐色や茶色、淡い白やピンクがかったものと様々な色を持ちます。木が本来持つ色は自然の色味で、木材の持つ特性でもあります。心材と辺材で色味が異なり、一色では表現できない多様性があり、味わい深い色味が最大の特徴でもあります。空間演出に天然の素材感や色味を使うだけで見た目も、五感で感じる雰囲気も異なり、ワンランク上の空間になること間違いなしです。こうした素材感や自然の色味を大切にしたいのであれば無垢材が最適です。
天然木材.comでは、お客様のご希望やご要望に沿って、おすすめの無垢材をご紹介しながら、【無料サンプル】にて本物の無垢材をお手元でお試しすることが可能です。カットサンプルを郵送いたしますので、無垢材の質感や香り、色味などを実際に触れて見て、理想の空間に合うかどうかを確認し、ご判断ください。
また、購入の際の納品や送料、配送などに関する各種サービスについて、詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
着色や塗装を施して出す色
昔に比べ、今では様々な塗料が販売されるようになり、木材にも塗装や着色を施し、自分好みにすることが可能になりました。木材の良いところを残しつつ、好みの色にできることでフローリングのバリエーションも豊かになります。
特に、無垢材では自然塗料のオイルなどを使用することも多く、定期的なメンテナンスをする際に、オイルを塗った布で磨き上げることで、ツヤ感や味わいを増し、深みのあるものへと変化させます。
ただし、塗装によって加工されたフローリングは、傷やすり減りによって塗装が部分的に剝がれてしまう可能性もあり、本来の無垢材の色が顔を出すことも。その際は、補修やメンテナンスが必要となるので注意しましょう。
風合いや色味の違いはこんなところでも
風合いや色味の違いは、先ほどもお話したように樹種によって異なります。その中でも大きく分けると広葉樹と針葉樹の違いによって性質は分けられます。
広葉樹
広葉樹は季節によって葉が色づき、木は枝が横に広がるように育ち、大木になるものが多いです。成長もゆっくりとしていて、植林や製品になるまで時間がかかるため、価格も比較的高価な場合が多いです。
材質的には、硬く、耐久性もあるのでフローリングにも最適です。また、色味もブラウン系など濃いものが多く、ゆっくり成長することで木目も滑らかで美しさがあります。
現在は、自生している木の伐採に制限がかかっているものもあり、入手困難になったり、価格が高いケースも少なくありません。そして、昔から人気があった広葉樹は、住宅建材以外にも高級家具や楽器、装飾品などにも使われ、ある一定の時代のものは高級アンティークとして取り扱われることもあります。
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針葉樹
広葉樹と違って、針葉樹は成長が早く、植林が盛んに行われています。そのため、供給量が多く、値段も安価な傾向にあります。ただし、縦に伸びる針葉樹は、あまり幅広の材は取れないです。
材質は柔らかく伸縮性もあり、湿気を吸い、乾燥時には水分を放出してくれるといった調湿効果も期待できます。また、滑らかで柔らかい材質なため、踏み心地や足触りも良く、フローリングとしても歩きやすさがあります。
日本でも、針葉樹の植林は行われ、ブランド化されているものもあります。日本のように季節が移り変わる風土には適していて、古くから神社仏閣、お城などにも好んで採用されてきました。古いものだと、数十年、数百年と木造建築で現存しているものもあり、耐久性があることも伺えます。
⇩⇩針葉樹の人気フローリングはこちら⇩⇩
フローリングの色についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事でフローリングの色やイメージを理解していただき、今後のフローリング選びの参考にしていただけたら嬉しいです。自然の無垢材は、天然木らしさが味わえ、木が本来持つ特性も活かし、調湿効果や癒し効果など様々なメリットもあります。そして、何よりもおしゃれに見えます。
日々の生活空間が快適であればあるほど、毎日も楽しくなること間違いなしですよね!今では、既存の住宅や中古物件などをリフォーム・リノベーションする際にも選ばれ、中にはご自身でDIYをしてウッディな雰囲気や癒し空間を演出したり、自分好みに模様替えする方も少なくありません。そのため、現在ではホームセンターや通販などでも簡単に資材として購入できます。
ただ、ホームセンターは弊社のような専門店ではないので、フローリングの樹種や種類も在庫も少なく、サイズや長さなど製材の形状も限られている場合が多いので選べるほどではないです。せっかく自分たち好みの家にするのであれば、豊富な種類のフローリングから選んだり、用途に合ったものを購入できた方が嬉しいですよね。
現在ではインターネットでも多くサイトがあり、アウトレットなどで安い製品を取り扱うところもありますが、サンプルなどもなく、失敗したと言う声も多く伺います。弊社では【無料サンプル】をご用意しているだけでなく、1 枚からでも購入可能ですし、要望によって厚みやサイズのご相談も受けております。
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