木材の輸入材と国産材の違いについて

木材の輸入材と国産材の違いについて

木材には、輸入材国産材の2つがあります。原産国が違うのはもちろんですが、それぞれに特徴があり、国産だから品質が良く、輸入材だから劣っているというようなことはありません。

現在、日本でも多くの木材を輸入していますが、コロナによって起きたウッドショックの影響世界的な森林 伐採などの環境問題で実際に、各国で輸入制限が掛かっている木材も増えました。そのため、植林など国として推進している事業もあります。双方の木材にメリット・デメリットがあり、それを把握した上で目的や用途に合わせて購入することが最適です。

木材_国産_輸入
弊社では輸入木材も国産木材も両方取り扱っております。専門店ということもあり、豊富な種類のラインナップでお客様のご希望に応えられるよう対応しております。こちらの記事を参考に、住宅で使用する木材選びをお楽しみください。
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輸入木材の特徴やメリットについて

まずは、輸入材の木材の特徴やメリットについてご紹介していきます。世界各国で見たらたくさんの樹種があります。色や硬さなど種類によって異なりますし、木は生き物なので同じ樹種であっても環境が異なることで多少の違いが出てくるものもあります。

 

輸入材の一番のメリット

輸入材の一番のメリットとも言えるのが、その流通の多さにあります。国産材も多くの流通はありますが、世界的に見ると全体の80%の割合は北米や東南アジア、ヨーロッパなどから入る輸入木材になります。丸太の状態で入ってくるものや合板で入ってくるものなど様々です。

小さな日本の国土からすると世界の国は広く大きいです。そのため木材の採れる量がそもそも違います。そのため各国で植林や伐採を行い木材の取り扱い量も多く、輸入材は安価に手に入れやすいです。輸入コストや輸送時間などもありますが、それでも量があるので比較的手に入りやすいです。

輸入木材
日本はカナダやロシア、インドネシアやマレーシア、中国などと木材の貿易が盛んです。

輸入木材の特徴

輸入材には国産材と同じような特徴を持つものもあります。レッドシダーなんかはスギに似ていることから、違う種類の木材なのに特徴が似ていると輸入され始めました。木材はそれぞれに持っている特性があり、また、環境によっても多少異なります。熱帯雨林などの特殊な環境で育った木材は、日本の環境と異なるので国産材で同じような木材はありません

この環境の違いは実は大きく、海外の広大な土地で温暖な気候と気候によって育った輸入木材は採れる量もさることながら、国産材よりも大きく育ちます。そのため、広葉樹・針葉樹に限らず大木の原木が採れます

輸入木材_原木

 

大きいと1本から採れる製材量も多いですが、年輪が大きい分、乾燥に時間が掛かったり乾燥によって変形やひび割れしてしまうケースも少なくありません。そのため、大きな一枚板で状態の良いものは高価な傾向にあります。そのため、集成材などの品で加工されて輸出されるものもあります。

輸入木材の用途

輸入木材は住宅だけでなく、今や、家具や小物や雑貨紙に至るまで多くの用途があります。オークやアカシアなど住宅のフローリング内装材として用いられるものもあれば、ブラックウォールナットやパイン、チークなど家具を造る木材としても人気があります。

これだけ種類が多いのも輸入木材の特徴・メリットでもあり、さまざまな木材の中で自分好みのものを選べるのは魅力的です。

アンティーク家具

 

最近では色の好みだけでなく、木の性質を活かした使い方もされていて、子供やペットがいるご家庭では傷が付きにくいものが選ばれたり、経年変化を目的に飴色に変化し艶が出る木材が選ばれたりします。

また、【チーク】【ブラックウォールナット】【マホガニー】の輸入材は世界三大銘木として古くから世界中で愛されてきた銘木で、高級家具やアンティーク家具、彫刻など多方面で使用されています。

弊社でもこの世界三大銘木の輸入木材を取り揃えております。
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輸入木材の注意する点は?

先ほどからお話している通り、輸入材にはたくさんの種類があります。全ての輸入木材に当てはまるわけではないですが、日本と異なる環境下で育った輸入木材は日本の湿気が多い気候や風土に合わず腐食してしまう場合もあります

海外の気候は温暖や寒暖差が少なく、安定した天候の環境で生育・植林されたものが多く、高温多湿な日本で木本来が兼ね備えていいる調湿効果が上手く発揮できずに腐ってしまうことも…。それによりシロアリ被害を巻き起こしたり、海外のシロアリを日本に持ち込んでしまう可能性も少なくありません。現に、輸入した家具などからシロアリが発生し問題になっている事例もあります。

木材_シロアリ被害

また、輸送に掛かる長い時間の中でヒビ割れの懸念や、防腐剤などの薬剤による健康被害も懸念されます。輸入木材は船で時間をかけて輸送します。そのため、腐敗や傷みを軽減するために防腐剤が使用されていることもあり、消毒処理をする場合もあります。

敏感な人には炎症を起こす可能性も少なからずあったり、ヒビ割れがある木材を使っての建築はトラブルの原因になり兼ねません。こういった側面から現在は規制や規格があることもあり、昔に比べ緩和されているとこもありますが、業者やメーカーによっても異なりますので心配な方は事前に問い合わせてをするなりして確認することがおすすめです。

国産木材の特徴やメリットについて

国産木材

国産木材の特徴

国産材は輸入材に比べると木目がまっすぐで年輪が狭いことで知られています。年輪が狭いことで見た目に美しく変形などのリスク軽減にも繋がります。そのため、昔からある木造建築なんかを見てもわかる通り、家を建てる際に長持ちしやすいです。

また、国産木材は主に針葉樹が多いので肌触りも良く素足で生活する日本人にとっては最適な木材と言えるでしょう。スギやヒノキなどの針葉樹は香りも高くヒーリング効果を得られたり自然の調湿効果としても優れています。

針葉樹_すぎ

なぜ、日本では針葉樹が多いのか?それは日本の風土や気候に適していること以外にも、昔から神様との関わりが深くご神木などにもなっている背景もあります。

また、国土が狭い日本では横に伸びる広葉樹よりも、縦に上に伸びる針葉樹の方が植林にも向いていたことが挙げられます。

国産材のメリット

国産木材の最大のメリットは日本の風土で育った樹木なので建材としても日本の建築に適していること。風土に合った素材を使うことで耐久性も高くなり住宅寿命も比例して伸びます。そして安心できる材料として快適に暮らせます。

また、日本に多いスギヒノキなどに含まれる成分にはシロアリやダニ、カビなどの発生をを防いでくれる成分や、精油によって耐水性に優れお風呂にも使用され、人気の高い木材でもあります。この成分の他にも独特の木の香りを持つ成分で癒しやリラックス効果を与えてくれます。

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国産木材の注意する点は?

国産材は流通している木材の内の約30%と言われています。国土の狭い日本で育つ木は小さ目の原木や曲がりが多く、必要な寸法を満たしているものを手に入れるのは難しい場合があります。また、直径が小さいことで心材の部分も多く、うまく乾燥させないとヒビ割れや反りなどの原因になってしまいます。

そのため、しっかり乾燥させる手間キレイな木材に製材するためには高い加工技術などが必要で、その分コストもかかってきます。その結果、加工しやすく安い輸入材のシェアが広がり、国産材の流通量が減少したとも言われます。

国産材_木材

しかし、価格を見て輸入材に劣っているわけではなく、むしろスギ材は国内の生育量が多く安価で購入することが出来ます。建材としても優れ性能も高いです。また、輸入材と違い、輸送する際の時間も薬剤も必要ないので健康面のリスク割れなどの心配も少なく済みます。

今回のウッドショックによって国産木材の需要や価値も見直されてきているものの、植林や製造に携わる林業への就労者や後継者不足に悩まされている現状もあり、木材という貴重な資源があるにも関わらず追い付いていないのも問題の一つとしてあります。それによって需要と供給のバランスがうまくいかなかったり、商品価格に表れている部分も少なからずあります。

輸入材と国産材についてまとめ

以上が木材の輸入材と国産材の違いになります。冒頭でお話した通り、どちらが良くてどちらが劣っているということは全くなく、それぞれの用途や使用箇所によって使い分けることで適材適所の働きを見せてくれるものだと思います。

価格を見ても同様に、高いから良い。安いから良い。ということもなく、樹種や製造加工、品質、産地などトータルを見てメリット・デメリットを理解しつつ、木材の持つ性能や特徴をふまえて選択することが重要です。

木材_無垢材

現在では、世界的な環境問題なども多く、自然派の方が増えたこと。そして無垢材などの自然素材が見直されたことで無垢フローリング無垢羽目板の需要も高くなり、家を建て得る上でのこだわりたいランキングにも上位に入ります。

インターネットの通販サイトでも多く検索され販売していて、簡単に購入することが出来ます。またDIYなどが流行し、木材がより身近な製品になったこともありますが、おしゃれな内装やインテリア、自宅やショップ関連などには欠かせない存在となっています。

皆さんの身の回りを見渡してみても、輸入材と国産材の木材は沢山溢れていると思います。古くから人が木材を利用して生きてきたように、これからも木材と共に生きて暮らすことは変わらない事実です。

その中で輸入木材を選ぶのか?国産木材を選ぶのか?はお客様の自由です。より理想的なものを手に入れる為には、今回のような知識も多少は持っておいた方がいいかもしれません。そして、画面上や紙面上だけで判断するのではなく、是非本物の木材を手に取って実感した上で検討されると愛着も湧き後悔や失敗のない選択ができると思います。

皆さんの木材選びが上手くいくように私たちもお手伝いさせていただければと思います。無料サンプルやご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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