おしゃれなウッドデッキで暮らしを楽しむためのおすすめの選び方!

おしゃれなウッドデッキで日々の暮らしを楽しもう

洗濯物を干したり休日にはのんびりとお茶を楽しんだり、ウッドデッキには活用法がたくさんあります

ウッドデッキの素材は様々ありますが、中でも無垢材のウッドデッキは、木材の持つ風合いと温もりがあり憧れを持つ方も多いのではないでしょうか?

しかし、無垢材はメンテナンスが難しいイメージがあり、設置するのをためらってしまう方も。

そこで、今回は無垢材のウッドデッキについてまとめてみました。

ウッドデッキ

今回の記事のポイント
✓無垢材ウッドデッキのメリット・デメリットが分かる。
✓無垢ウッドデッキの種類や楽しみ方、メンテナンスがわかる。

更新日:2023/5/25
初稿:2022/7/13

《目次》
無垢材とは?素材について知っておこう!
無垢材のウッドデッキのメリットとデメリット
ウッドデッキの種類についての知識
ウッドデッキをおしゃれに使いこなすおすすめ!
ウッドデッキはお手入れすることで長持ち!
ウッドデッキを自分好みの無垢材で設置しよう!

無垢材とは?素材について知っておこう!

無垢材とは、山や森など自然の中で育った木を伐採し、乾燥や加工を経て必要な大きさや形にした木材のことを指します。

インテリアとしてテーブルや椅子などの家具や床材、建材などに使われ、古くから世界中で親しまれている素材です。

無垢材は、天然の木が原料なので、木の香りや温もりを感じることができ、時を経て変化する表情を楽しめます。

無垢材

腐食しやすいというイメージを持っている方も多いですが、歴史のある建築物にも無垢材が使用されているように、強度や耐久性において建材としても優れています

また、建物を支える建材だけでなく、リビングや玄関の建具、住宅やショップの床などにも使われインテリアや用途に合わせて活用されています。

無垢材のウッドデッキのメリットとデメリット

続いては、ウッドデッキに無垢材を使用した際のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

今では、人工木材などメーカーや会社によってウッドデッキの素材の種類もカラーやバリエーションが増え、色々なものが販売されています。

その中でも、無垢材が選ばれる理由や特徴がわかります

ウッドデッキ_無垢材

無垢材のウッドデッキのメリット

無垢材を使ったウッドデッキの大きなメリットは、天然の木が持つ風合いと質感です。

温かみのある無垢材は、趣のある優しい印象を与えてくれるので、インテリアとしてもおしゃれでナチュラルなアレンジが可能です。

ウッドデッキ

また、天然の木材は呼吸すると言われるように、湿度を調節する機能を持っています

鉄やアルミ、樹脂やコンクリートなどと比較すると、熱の伝導率が極めて低く表面温度が上がりにくいため、暑い夏の時期でも過ごしやすいという特徴もあります。

無垢材のウッドデッキのデメリット

近年では木材の価格が高騰してきました。

無垢材を導入する際は、初期費用や工事、維持するためのメンテナンス費用が必要なため、コストがかかるという問題があります。

木材_乾燥

また、無垢材は湿度の調湿機能があることがメリットですが、一方で湿度によって膨張と収縮を繰り返し反ってしまうというデメリットも付きます。

ただし、十分に乾燥させたものデッキ材として加工されたものであれば、デメリットの影響は軽減されます

ウッドデッキの種類についての知識

ウッドデッキには、大きく分けてハードウッドソフトウッドの2種類があるのをご存知でしょうか?

どちらにも良し悪しや特徴があり、用途や好みによって選び方もそれぞれです。

ここからは、ハードウッド・ソフトウッドについての情報をご説明していきます。

ハードウッドとソフトウッド

ハードウッドとは?

ハードウッドは高耐久性木材で、主に赤道付近に分布する広葉樹から作られた木材のことを指します。

密度が高く硬いため加工がしにくいという特徴がありますが、硬く湿気が多い環境でも強いことから耐久性が高い木材です。

広葉樹は、インテリア家具や床材、楽器など幅広い用途があります。木の種類も多く、ナラやカバ、ウォールナットなどが有名です。

ハードウッド

ハードウッドの特徴

ハードウッドは水に浸かったままでも長期間使える樹種があるほど耐久性に優れています

公共施設のデッキや外構にハードウッドが使われていることが多いのは、耐久性の高さからです。

ハードウッドは木材の価格が高いものが多いのですが、メンテナンス費用があまり発生しなくて済みます

ハードウッド_デッキ

ハードウッドを使用して作る場合に人気なのが【サイプレス】です。

日本では豪州ヒノキとも呼ばれるオーストラリアが産地の木材です。

ハードウッドの類では珍しい針葉樹なので加工がしやすく、アロマにも使われるなど良い香りがすることが特徴です。

世界一シロアリに強い木といわれ、デッキの材料に向いている木材といえます。

ひのき

ブラジルが原産の【イタウバ】もデッキ材として人気が高い木材です。

強度が強く折れにくいため、古くから公共事業などでも多く使われています。

イタウバは油分を多く含み表面が滑らかで、ささくれなども少なく遊具などにも使用されます。

イタウバ

30年以上の耐久性があるとされ、デッキ材には最適といえるでしょう。

日光を浴びて色合いが変化していき、最終的にはグレーがかった色合いに変わっていくのも美しい木材です。

ソフトウッドとは?

ソフトウッドは、主に針葉樹から製材される木材で、密度が低く柔らかいため加工しやすい木材です。

ただし、耐久性を高めるために防腐処理が必要です。

針葉樹は、成木になるまでの期間が短く、主に建築資材で購入され利用されています。

ソフトウッド

日本ではスギヒノキ、輸入材ではパイン材などが有名です。

価格もハードウッドと比べると安価で加工しやすいことからDIYなどの素材として人気が高い木材です。

アウトドアが好きで木製のステップなどを造るのにも向いています。

スギ材

ソフトウッドの特徴

ソフトウッドは、日々のお手入れや塗装の塗り替えなど、長く使用していくためのメンテナンスが欠かせません

ハードウッドよりは安いですが、設置した後のメンテナンス費用がかかります。

ウッドデッキ 塗装

ソフトウッドでデッキを作る場合に人気なのが、ソフトウッドの中では比較的耐久性の高いウエスタンレッドシダー】です。

日本では「ベイスギ(米杉)」と呼ばれているカナダの木材で、ヒノキの仲間であることから良い香りがします

また、赤みを帯びた色合いはカジュアルな明るい印象を与えてくれます。

ウッドデッキをおしゃれに使いこなすおすすめ!

ウッドデッキは設置する場所や環境、使う目的に合わせて、色やデザイン、幅やサイズをアレンジすることが可能です。

建設会社や建材店のウェブサイトには、数多くの施工例の画像が掲載されているので参考にしても良いでしょう。

ウッドデッキ

一般的なものは広々としたスペースがあり、家族や仲間たちとお茶やバーベキューなどをして楽しめます。

好みのテーブルや椅子などのアイテムを配置しても素敵です。

奥行きが浅く狭いタイプのデッキは、張り方を変えると縁側のような雰囲気を醸し出します

腰をかけて使うことができるのも便利です。

ウッドデッキ

庭だけでなく、ベランダやバルコニー、テラスにもデッキを設置することができます。

すのこ状の材料を使えば足元に置くだけで、マンションなどのベランダもオシャレに変身します。

洗濯物を干しやすくなりますし、ガーデニングや照明を置くことで雰囲気も増します。

室内と同じ色や素材を使うと、室内とベランダに統一感が出るので広々とした空間を演出することも可能です。

ベランピング

外からの視線を遮りたい時は、目隠しフェンスを設置しましょう。

目隠しフェンスの目地の部分を広くすれば風通しが良くなりますし、反対に目地を狭くすればプライバシーの保護が強化され防犯対策にもなります。

デッキ 住宅 目隠しフェンス

フェンスの一部を扉にすると外へも出やすくなり使い勝手が良くなります。

屋根やタープをつければ、暑い時は陽射しを遮ってくれますし、洗濯物を干す時に雨の心配をすることが少なくて済みます。

手すりをつけるのもおすすめです。

手すり デッキ

シンプルな手すりであれば開放的な空間に仕上がります。

デッキは家の床と同じ高さに設置されることが多く、床下部分に余裕があります

その大引きスペースを有効活用して、ペットの遊び場や休憩場所として使えるようにすることもできます。

DIY ウッドデッキ

ウッドデッキはお手入れすることで長持ち!

ウッドデッキは、基本的には屋外に設置されるものです。

風雨にさらされ強い日差しもあびます。

夏と冬の寒暖差だけでなく、1日の間でも気温差の影響を受けることになるでしょう。

ウッドデッキ

そのため、何もお手入れをしないままでは、どうしても傷がついたり腐食したり劣化が進んでしまうものです。

前述した素材の種類によっても多少の違いはありますが、無垢材の場合は、日頃からこまめにお手入れをすると寿命がアップします。

また、必要に応じて塗装の塗り替えが必要になります。詳しくみていきましょう。

ウッドデッキ 塗り替え

埃や汚れはこまめに取り除く

板と板に詰まった砂ぼこりを放置してしまうと、無垢材の腐食が進んでしまう恐れがあります

砂ぼこりが詰まったら、ホウキやブラシ、先の細いものを使ってこまめに取り除きましょう

また、表面についた汚れも放置すると無垢材の内部にまで浸み込んでしまう可能性があります。

汚れたら雑巾などで拭き取るように心がけましょう。

デッキ 掃除

季節ごとのお手入れ

日常のお手入れの他に、年に2~3回はデッキブラシなどを使って水洗いすることをおすすめします。

高圧洗浄機があれば、落ちにくい汚れもすっきり落とすことができます。

ただし、水圧が強い高圧洗浄機は、頻繁に使うと無垢材を傷めてしまうこともあるので使う時は注意が必要です。

高圧洗浄機

汚れが気になる時は中性洗剤を使用するのも良いでしょう。

設置した場所にもよりますが、湿気の多い部分にコケのようなものが発生する場合があります。

その場合も、デッキブラシなどで落としておきましょう。

デッキブラシ

塗装の塗り替え

無垢材を良い状態に保つには保護塗装が大事な役割を果たしています

表面を保護することで耐久性がアップし無垢材の腐食を抑えることが可能です。

塗り替えは1~2年ごとが目安とされていますが、設置されている環境や無垢材の傷み具合によって違ってきます

無垢材の表面に「木地」が見えてきたら塗り替えるサインなので覚えておきましょう。

塗装塗り替え

塗料を選ぶ時の注意点

無垢材の塗料には「水性」「油性」があります。

前回と違うタイプの塗料を使うと弾いてしまうため、同じタイプの塗料を使うことが大切です。

ただし、以前に塗装した塗料が剥がれてしまっている場合には、違う塗料でも問題はありません。

また、ニスやペンキは、表面を覆ってしまい木が呼吸をできなくなるので使わないようにしましょう。

ウッドデッキ 塗装

時間に余裕を持ったスケジュール

塗装の塗り替えは、準備から乾燥まで手間も時間もかかります

また、屋外での作業なので天候にも左右されます

天気予報を確認しながら、時間に余裕を持って塗り替えのスケジュールを組みましょう。

スケジュール カレンダー

塗り替えの手順

塗り替える前には、サンダー等を使って表面を削り水洗いしておきます。

乾燥したことを確認し表面のゴミや汚れをチェック。

その後、塗料をムラにならないように塗っていきます。

重ね塗りをすることで色合いも変わります

塗装後は入らないようにして、十分に乾燥させます

ウッドデッキを自分好みの無垢材で設置しよう!

ウッドデッキがあれば、毎日の暮らしの中の楽しみ方が増えることが期待できます。

無垢材のデッキは、天然の木が持つリラックス効果もあり家族で過ごすスペースとして活躍するでしょう。

また、無垢材と言っても、デザインや色を自分好みにアレンジすることも可能です。

使う目的や家の雰囲気に合わせて、素敵なウッドデッキを設置しましょう。

ウッドデッキ

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