青森ヒバ ・本実突付け 羽目板（セレクトグレード）無塗装 10x90x1820 1ケース：10枚入り／1.64平米入

Q：羽目板の特徴とは？

A：日本の建築で古くから使われている羽目板。壁面に板を連続して張る仕上げです。
張り方も色々、外壁や室内壁・天井にも使われています。
味わいがあり環境にやさしく、調湿効果、メンテナンスによっては100年もつとか！

Q：羽目板の用途は？

A：内装の天井や壁、水に強い樹種であれば軒天や外壁へも施工可能です。

Q：羽目板を施工する際に塗装は張る前？それとも後？

A：木口まで綺麗に塗れるので、貼る前に塗ったほうが良いかと思います。
もちろん、後でも問題はございません。

デリケートな天然木材を一つ一つ丁寧に加工・製造・検査・梱包を行い、皆様のご要望に答えれるよう超大型の倉庫で在庫を管理しています。

超大型の自社倉庫にて在庫をしっかりと確保したうえで製品を販売しております。
連綿と続く歴史とともに改善された管理方法でしっかりと管理しております。
天然木材の専門店だからこそ品質にこだわり、その品質を保ち続ける努力を惜しみません。

倉庫の中での保存方法は特に重要になります。
縦置きではどうしても天然木材の板が反りやすい状態になってしまうため
横置きにて丁寧に保存しております。
超大型の倉庫を保有しているからこそ可能な保管方法になります。

商品をご購入いただいた皆様にご満足いただけるよう商品の選定・保管・検品・梱包・配送まで丁寧に行っております。

日本固有の樹種「青森ヒバ」は、ヒノキ科アスナロ属の針葉樹です。和名をヒノキアスナロ（学名：Thujopsis dolabrata）といい、木曽ヒノキ、秋田杉と並んで日本三大美林の一つとされています。国内蓄積量の80％以上は青森県内にあります。
樹木は陽樹と陰樹に区別されますが、青森ヒバは陰樹に該当します。ほんの少しの光でも数百年以上生きる力を持った魅力的な木材です。

青森ヒバは厳寒の地で風雪に耐えながら長い年月をかけてじっくりと成長し、ゆっくり年輪を重ねます。スギなどの通常の樹木に対して5〜6倍以上の300年〜600年の年月を要して生長する事から、計画伐採が決められている稀少な資源です。
現在も青森ひばの森林保護を目的とした政府の伐採規制が入っており、年々入手が難しくなっています。
緻密で狂いが少なく、木目も細やかで美しい黄金色の木肌は【ゴールデンウッド】と呼ばれ、高値で取引されてきました。実際に、岩手県中尊寺の金色堂や青森県弘前市の弘前城をはじめ、約900年に渡って風雪に耐えてきた建造物にも使われており、ほかにも多くの神社仏閣をはじめお城や名家の建築材料として使われています。
現在でも青森県内の木造の橋には青森ヒバが使用されています。

青森ヒバから抽出される「精油」の中には40種類あまりの成分があり、その中の「ヒノキチオール」と「β一ドラブリン」には、非常に強力な抗菌作用があります。この2種類の成分をもつ木は世界でもまれで、日本では青森ヒバだけの魅力です。
ヒノキチオールは、呼び名からヒノキに多く含まれているように思われますが、通常の日本のヒノキにはほとんど含まれていません。天然ヒノキチオールが抽出できる原料は、そのほとんどが青森ヒバです。
ヒノキチオールは、低濃度でも多くの雑菌類やカビ・腐朽菌、ダニなどの増殖を抑える力があり、2005年には”におい”だけでも殺菌効果があることが証明されました。
ほかにも青森ヒバ油の使用実績では、インフルエンザウィルスの増殖抑制効果や院内感染菌の予防も報告されています。

青森ヒバの抗菌作用は非常に強く、白アリが青森ヒバを食べた場合、抗菌成分が白アリの腸の中で腸の現生菌を死滅させ、白アリが食物を消化できなくなり死に至ってしまうほどです。その腐りにくさから建材だけでなく、「まな板」や「風呂桶」なども数多く生産されています。
また、カビなど多くの菌に対する抗菌性があります。この力は、青森ヒバ油に含まれるヒノキチオール等の成分によるもので、ヒノキや杉などの樹木に比べて抜群の効果を発揮します。抗菌性は、雑菌を繁殖させない・耐性菌の出現を許さないことの他に、雑菌から出る悪臭を防ぐ効果があります。また、青森ヒバは香木とも言われるほどに香りが非常に強く、その香りは緊張を和らげ、落ち着きを与えるアロマ・リラクゼーション効果があります。また、消臭効果が強いことを利用して青森ヒバ油は芳香剤としても使われております。