無垢フローリング【ブラックチェリー】

無垢フローリング【ブラックチェリー】

ブラックチェリーはバラ科サクラ属の散孔材・広葉樹です。その名の通り、北米、主にウエストバージニア州からニューヨーク州にかけての東部を原産地とするサクラの一種で、その実はよくスーパーなどで食用として販売されている日本のさくらんぼより大きく、赤黒い実であることから「ブラックチェリー」と呼ばれています。
材質は緻密で加工に適した堅さを有し、非常に滑らかな木肌をしています。使い込むほどに自然な艶、色の深みが増していく事から、18世紀から19世紀にかけてニューイングランド地方で栄えたシェーカー教徒たちの間では、世界的な銘木であるマホガニーにも匹敵する材として「ニューイングランドマホガニー」と称され好んで使用されました。
ブラックチェリーはクセのない淡く優しい木目に、温かみのある色調、そして硬過ぎず、柔らか過ぎず程良い足触り、そして何より肌理の細かいシルクの様に滑らかな肌触り、加えて高級感のある光沢と余りある優れた特徴を有しており、他のどの樹種にも代え難い魅力を持っています。
また、ブラックチェリーにはリップルマーク(さざなみ紋)という杢が現れます。この杢は、少し光沢がある様に見えるのが特徴で、角度によって表情が変化します。リップルマークの現れるものは銘木と呼ばれ、家具などとして重用されて来ました。
もう一つの魅力としましては、何と言ってもその経年による色調変化の具合です。ブラックチェリーの経年による色調変化の度合いは他の樹種と比べ大きく、比較的速いスピードで変化していきます。最初はほんのりと淡い薄紅色ですが、徐々に飴色へと変化し、日に日に深みを増していきます。
こうした特性を生かして、ブラックチェリーは家具だけではなく建具にも定番として数多く使用されています。
さらには、前述した色調変化の魅力に相反する様ですが、ブラックチェリーは大昔から変わらず人気がある普遍性を持っています。良くも悪くもクセのない樹種で、アッシュ(タモ)やオークのように力強い木目はありませんが、自然な「木らしい」木目を持っています。また硬くもなく、柔らかくもなく、そして重くもなく、軽くもない樹種で、そういう点では特徴に乏しく感じられますが、それゆえ何年経っても飽きの来ない樹種として末永く使って頂ける為根強い人気があります。
極端な色調変化は最初のコーディネートを難しくさせますが、どんな家具や建具にも合わせやすい中庸なデザインのため飽きが来ず、施工直後よりも1年、2年、そして10年、20年と月日を重ねるに従って美しさを増し、魅力あふれる空間になっていくのを楽しめる方にオススメの樹種です。

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