無垢床材の基礎知識!おすすめの樹種とメンテナンス方法

無垢の知識!床材のおすすめ樹種も紹介

家の雰囲気や快適性を大きく左右する床材。
中でも無垢床材は、天然木ならではの風合いや温かみが人気の理由です。しかし、「どの樹種を選べばいいのか分からない」「お手入れは難しくないのか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
無垢床材には、種類ごとに特徴やメリットが異なり、それを理解することで生活スタイルに合った選択が可能です。また、正しいメンテナンス方法を知ることで美しい状態を長く維持できます

今回の記事では、無垢床材の基本的な知識を解説し、人気の樹種やその活用方法、そして日常のお手入れや補修のコツまで詳しくご紹介します。自然素材が生み出す快適な空間を楽しむためのヒントを、ぜひお役立てください。

無垢フローリング

【今回の記事のポイント】
✔️無垢床材の特徴やメンテナンス方法がわかる
✔️おすすめの無垢フローリング商品がわかる

初稿:2024/12/19

《目次》
無垢とは?床材の基礎知識を解説
無垢の特徴と複合フローリングとの違い
人気の無垢床材!おすすめ樹種4選
無垢のメンテナンス方法と基本
無垢の活用と床材おすすめポイント
まとめ〜無垢の床材で快適さを実現〜

無垢とは?床材の基礎知識を解説

無垢床材とは、一本の原木から切り出して作られた木材のことで、接着剤や合板を使わない天然の素材です。そのため、木そのものが持つ温かみや自然な風合いをそのまま楽しむことができます。無垢床材は、「広葉樹」と「針葉樹」に大別され、それぞれに硬さや木目の美しさなどの特徴があります。さらに、湿度の変化に応じて吸放湿する性質があり、室内の湿度を自然に調整してくれるのも大きな魅力です。

ただし、経年変化やメンテナンスの必要性など、無垢材特有のデメリットもあります。ここからは、そんな無垢床材の基礎知識やおすすめの樹種、そして長く使うためのメンテナンス方法を詳しく解説します。天然素材ならではの魅力を理解して、住まいの床材選びの参考にしてください。

無垢フローリング

無垢の特徴と複合フローリングとの違い

無垢床材は、天然の木材をそのまま使用しているため、他のフローリング材とは異なる魅力があります。一方で、複合フローリングは、基材の上に木目を模したシートや薄い木材を貼り付けたものを指し、一般的なフローリング材としても周知されており、無垢材との比較対象として挙げられます。ここからは、無垢材と複合材それぞれの特徴を比較しながら解説いたします。

《無垢床材の特徴》
無垢床材の一番の特徴は、木そのものの質感や風合いを楽しめる点です。吸湿性が高いため、室内の湿度を適度に調整し、快適な環境を作り出します。また、木の香りや自然な色合いは、癒しの空間を演出するのに最適です。しかし、反りや割れといった変形が起こりやすく、メンテナンスが必要な点には注意が必要です。

無垢フローリング

《複合フローリングの特徴》
複合フローリングは、耐久性が高く施工が比較的簡単です。色やデザインのバリエーションが豊富で、好みに合わせて選べる点も魅力です。さらに、無垢材に比べてコストが抑えられるため、予算を気にする方には適しています。ただし、自然素材特有の質感や経年変化を楽しむことは難しいでしょう。

複合フローリング

無垢材と複合の比較ポイント!

以下に無垢床材と複合フローリングの主な違いをまとめました。

自然の風合い
無垢フローリング・・・木の質感や香りを楽しめる。
複合フローリング・・・加工品のため質感はやや劣る。

メンテナンス
無垢フローリング・・・メンテナンスが必要
複合フローリング・・・お手入れが簡単。

コスト
無垢フローリング・・・樹種にもよるが高価な傾向
複合フローリング・・・比較的安価に手に入る

耐久性
無垢フローリング・・・湿度変化に弱い
複合フローリング・・・安定性が高い

どちらを選ぶべきかは、使う場所や予算ライフスタイルに応じて判断することが大切です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の住まいに最適な床材を選びましょう。

無垢材の選び方!広葉樹と針葉樹の違い

無垢床材を選ぶ際には、「広葉樹」「針葉樹」という2つのカテゴリの違いを理解することが大切です。それぞれの特徴を知ることで、部屋の用途やデザインに合わせた最適な選択ができます。

《広葉樹の特徴》
広葉樹は、木の密度が高く硬いのが特徴です。
大きな大木からなる広葉樹のフローリングは、耐久性があり傷つきにくいことから、リビングや廊下などの人が頻繁に通る場所に適しています。また、色合いや木目が美しく、オークやウォールナット、バーチなどの樹種が人気です。一方で、価格がやや高めで、加工が難しいというデメリットがあります。

楢の木

《針葉樹の特徴》
針葉樹は広葉樹に比べて柔らかく温かみのある質感が特徴です。
ヒノキやパインなどの針葉樹は、成長も早く、真っ直ぐに伸びるため、長さのある木材が取りやすいです。そして、足触りが優しく小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使えます。ただし、柔らかい分、傷がつきやすいため、あまり摩耗しない寝室や和室向きといえるでしょう。

針葉樹

広葉樹と針葉樹の違いを比較

以下にそれぞれの特徴をまとめた比較ポイントをリストにしました。

◆広葉樹
・硬い素材で耐久性が高い
傷がつきにくく、リビングや廊下に最適。
・木目や色合いが美しく高級感がある
・コストが高く、施工に手間がかかる。

◆針葉樹​​​​​​​
・柔らかく足触りが優しい
・節があるものが多く、温かみのあるデザインが得意。
・小さな傷がつきやすいが、味わいとして楽しめる。
・価格が安く、DIYにも向いている。

広葉樹
針葉樹

無垢材の選び方のポイント

無垢材を選ぶ際には、用途や予算好みの雰囲気を基準に選ぶと失敗が少なくなります。
耐久性を重視したい方は広葉樹を選ぶのが良いですし、温かみや足触り、柔らかさなどを優先したい方には針葉樹がおすすめです。他にも、コストを抑えたいとお考えの方々には、安価に手に入りやすい針葉樹が選ばれやすいです。一方で、個性やデザイン性にこだわりたい方は、多彩な色合いや木目を持ち、希少価値の高いものも含め、広葉樹が人気です。

人気の無垢床材!おすすめ樹種4選

無垢床材にはさまざまな樹種がありますが、それぞれ特徴が異なり、使う場所や求める雰囲気によって適したものが変わります。続いては、特に人気のある4種類の樹種をピックアップして、それぞれの魅力を簡潔にご紹介します。高級感を感じるものから、コストパフォーマンスに優れたものまで、幅広い選択肢があるのが無垢床材の魅力です。以下の樹種を参考にして、自分のライフスタイルやインテリアデザインに合った床材を選びましょう。

高い耐久性と不動の人気!オーク材

オーク

オーク材は無垢床材の中でも特に人気の高い樹種で、世界中で愛用されています。その理由は、耐久性の高さと優れたデザイン性です。硬さが特徴で、傷がつきにくいため、リビングや廊下など、人が多く通る場所にも適しています。また、色合いが豊富で、ナチュラルな雰囲気からモダンな印象まで幅広いコーディネートが可能です。

さらに、オーク材の木目ははっきりとしており、インテリアに立体感を与える効果があります。特に経年変化によって味わいが深まるため、長期間使い続けることで独自の風合いを楽しむことができます。一方で、価格がやや高めなのと、湿気に敏感で反りが出ることもあるため、適切な施工とメンテナンスが必要です。
オーク材は「床材にこだわりたいけど、実用性も譲れない!」という方にぴったりの選択肢です。木目の美しさと実用性のバランスを重視する方には最適といえるでしょう。

重厚感と高級感が魅力のウォールナット材

ブラックウォールナット

ウォールナット材(またはブラックウォールナット)は、その深い色合いと重厚感から高級感を求める方に特に人気の無垢床材です。木材の色味は濃いブラウンからチョコレート色まで幅があり、シックで落ち着いたインテリアにぴったり。洗練された雰囲気を演出したい場合に適しています。

耐久性も高く傷や摩耗にも比較的強いため、リビングやダイニングなどのよく使用する空間で活躍します。また、オーク材に比べると木目が滑らかで繊細な表情を持ち、どんな家具とも調和しやすいのが特徴です。特に、モダンなデザインやヴィンテージスタイルのインテリアと相性抜群です。

デメリットとしては、オーク材以上に価格が高くなることや、光による色の変化が見られることが挙げられます。しかし、経年変化を楽しみたい方にはむしろその特性が魅力となるでしょう。ウォールナット材は「高級感のある空間を作りたい」「落ち着いた雰囲気が好き」という方に最適な選択肢です。

経年変化を楽しめる逸品!チーク材

チーク

チーク材は、その美しい木目と高い耐久性から「無垢床材の王様」とも呼ばれる高級素材です。特徴的なのは、経年変化によって色合いが深まり、年月とともに味わいが増す点です。購入当初は明るいブラウンですが、使用を続けるうちに深みのあるゴールデンブラウンへと変化し、唯一無二の床材へと成長していきます。

また、油分を多く含むため、水や湿気への耐性が高いのもチーク材の魅力です。そのため、リビングやダイニングだけでなく、キッチンや脱衣所など湿気の多い場所にも適しています。さらに、白アリやカビにも強く、長期間にわたって美しい状態を維持できるのもメリットです。

ただし、他の無垢床材と比較して価格が高い点はデメリットといえます。しかし、その耐久性や経年変化の美しさを考慮すると、投資価値のある素材といえるでしょう。チーク材は、「長く使うほど味わいを深めたい」「高級感を大切にしたい」という方に特におすすめです。

香りの良さと防虫効果が特徴のヒノキ材

ヒノキ

ヒノキ材は、日本を代表する無垢床材の一つで、その香りの良さと防虫効果が大きな魅力です。ヒノキの香りに含まれる成分「フィトンチッド」にはリラックス効果があり、森林浴をしているような癒やしの空間を作り出します。この特性から、寝室や和室など、リラックスしたい場所に最適です。

さらに、防虫効果にも優れており、白アリや害虫を寄せ付けにくい点も特筆すべき特徴です。湿気にも強く、カビが発生しにくい素材のため、湿度が高い日本の気候に非常に適しています足触りが柔らかく温かいので、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できます。

一方、柔らかい材質ゆえに傷がつきやすい点には注意が必要です。ただし、その傷も時間が経つにつれて風合いとして馴染むため、経年変化を楽しみたい方にとっては魅力に感じるでしょう。ヒノキ材は、「香りで癒やされたい」「防虫効果のある床材がいい」という方におすすめの選択肢です。

無垢のメンテナンス方法と基本

続いては、無垢材のお手入れやメンテナンス方法についてご紹介していきます。無垢床材を美しく保つためには、定期的なお手入れと適切な環境管理が欠かせません。無垢材は天然の木材であるため、湿度や温度の影響を受けやすく、これが反りや割れの原因になることがあります。そのため、室内の湿度を40~60%に保つことが理想的です。
また、日常的な掃除や汚れ対策も重要です。汚れが付着した場合は、すぐに乾いた布で拭き取ることが、床材を長持ちさせるコツです。定期的なメンテナンスを行うことで、経年変化を楽しみつつ、美しい状態を維持することができます。

フローリングお手入れ

無垢材を長持ちさせる日常のお手入れ方法

無垢床材を美しく長持ちさせるには、日常のお手入れが欠かせません。木材は繊細な素材であり、適切なお手入れをすることで傷や劣化を防ぎ長くその魅力を楽しむことができます。具体的なお手入れ方法は以下の通りです。

1. 掃除は柔らかいモップや布で
無垢材は硬いブラシやゴシゴシ掃除をすると表面を傷つけてしまうことがあります。柔らかいモップや乾いた布を使い優しくホコリを拭き取るようにしましょう。

2. 水拭きは最小限に
無垢床材は水分を吸収しやすく、水拭きをすると反りやシミの原因になります。どうしても水拭きが必要な場合は、固く絞った布で軽く拭き、その後必ず乾拭きで仕上げましょう

3. 定期的にワックスやオイルで保護
オイル仕上げやワックスを塗ることで、木材の表面を保護し、汚れや傷を防ぐことができます。年に1~2回程度を目安に塗り直すと良いでしょう。

4. フェルト付き家具パッドを活用
家具の脚にフェルト付きパッドをつけることで、床の傷を防ぐことができます。特に重い家具を動かす際には必須アイテムです。

フローリング掃除

お手入れのポイントをまとめたリスト

  • 柔らかい布やモップでホコリを優しく拭き取る。
  • 水拭きは避け、必要な場合は乾拭きで仕上げる。
  • オイル仕上げやワックスを定期的に塗る。
  • 家具の脚にフェルト付きパッドを取り付ける。

これらの日常ケアを心がけることで、無垢床材の美しさを長く保つことができます。

フローリング掃除

汚れや傷の対処法や簡単にできる補修方法

無垢床材は天然素材のため、小さな汚れや傷がつきやすい特徴があります。しかし、適切な対処法を知っていれば、簡単に補修することが可能です。ここでは、よくある汚れや傷の種類ごとに、その解決方法を紹介します。

1. 汚れが付着した場合
無垢材は水分を吸収しやすいため、コーヒーやジュースをこぼした際は、すぐに乾いた布で拭き取ることが重要です。シミが残った場合は、薄めた中性洗剤を布に染み込ませて軽く拭き最後に乾拭きで仕上げましょう。

2. 軽い傷がついた場合
軽い傷は、目の細かい紙やすり(240番以上)で木目に沿って優しく磨き同じ仕上げ材(オイルやワックス)を塗り直せば目立たなくなりま。施工時と同じ塗料を使うのがポイントです。

3. 深い傷や凹みの補修
深い傷や凹みができた場合は、蒸しタオルとアイロンを使う方法がおすすめです。傷部分に湿らせたタオルを置き、その上からアイロンで加熱することで木材が膨らみ傷が目立たなくなります。その後、表面をサンドペーパーで整えて仕上げます。

フローリング乾拭き

汚れや傷の対処法まとめ

  • 汚れ・・・こぼしたらすぐ拭き取り、中性洗剤で仕上げる。
  • 軽い傷・・・細かい紙やすりで磨き、仕上げ材を塗る。
  • 深い傷・・・蒸しタオルとアイロンで木材を膨らませる。

これらの方法を実践することで、無垢床材の美しさを簡単に取り戻すことができます。

メンテナンス時に注意すべきポイント3選

無垢床材のメンテナンスを成功させるには、注意すべきポイントを押さえておくことが重要です。不適切なケアは床材の寿命を縮めたり美観を損ねる原因になります。ここでは、特に重要な3つの注意点を解説します。

1. 水分管理を徹底する
無垢床材は水分に敏感なため、水気を極力避けることが大切です。水拭きは乾拭きで仕上げるようにし、床材の表面に水滴が残らないよう注意しましょう。湿気の多い季節は除湿器を活用するなど、室内環境を整えることも効果的です。

2. 過剰な力を加えない
汚れや傷を落とす際に力を入れすぎると、木材表面を削りすぎてしまうことがあります。特に紙やすりを使うときは、軽い力で木目に沿って丁寧に作業してください。また、硬いブラシや研磨剤を使うのは避けましょう。

3. 適切なメンテナンス材を使用する
無垢床材に使用するワックスやオイルは、施工時に使われた仕上げ材と相性の良いものを選ぶことが重要です。異なる種類のメンテナンス材を使うと、ムラや変色の原因になることがあります。製品の説明をよく読み、適切なものを選びましょう。

ワックス塗り

注意すべきポイントまとめ

  • 水分管理・・・湿気や水滴を床材に残さない。
  • 力加減・・・過剰な力で傷つけないようにする。
  • メンテナンス材・・・施工時の仕上げ材と相性の良いものを使う。

これらのポイントを守れば、無垢床材のメンテナンスに失敗することなく、美しい状態を保つことができます。

お困り事があればいつでもお気軽にご相談ください
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無垢の活用と床材おすすめポイント

無垢床材は、部屋ごとの用途や特性に応じて適切な選び方をすることで、より快適で機能的な空間を作り出すことができます。リビングや寝室、子ども部屋など、それぞれの環境に合った床材を選ぶことで、無垢材の魅力を最大限に引き出せます。また、樹種や仕上げ方を工夫すれば、ペットと暮らす家庭や湿度が高い場所でも安心して使用できます。ここからは、部屋別に最適な無垢床材とその活用ポイントを詳しく解説します。住まい全体を心地よい空間にするヒントとしてぜひお役立てください。

リビングに最適な無垢床材とは?

リビングは家族が集まり、来客を迎える家の中心的な場所です。そのため、デザイン性と耐久性を兼ね備えた無垢床材を選ぶのがポイントです。特に、オークやウォールナットなどの広葉樹系の床材は、硬く傷がつきにくいためリビングに最適です。また、これらの材は美しい木目と高級感のある色合いが特徴で、インテリアに洗練された雰囲気を与えてくれます。

フローリング リビング

さらに、リビングは頻繁に人が行き来するため、耐摩耗性や汚れへの強さも重要です。オイル仕上げを施した床材は、表面をしっかり保護しつつ、木材の自然な質感を楽しむことができます。加えて、足触りの良さも重視するなら、適度な柔らかさを持つ床材を選ぶと快適性が向上します。

リビングで無垢床材を使用する際は、家具の脚にフェルトを取り付けて傷を防ぐことや、適切な湿度管理を行うことも忘れないようにしましょう。これにより、無垢材の美しさを長期間保つことができます。

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子ども部屋で安全に使える無垢床材

子ども部屋に使う無垢床材は、安全性と快適性を重視して選ぶことが大切です。特におすすめなのは、ヒノキやパインといった針葉樹系の床材です。これらは柔らかく足触りが良いため、転んだときの衝撃を和らげることができます。また、ヒノキの香り成分「フィトンチッド」にはリラックス効果があり、子どもの心を落ち着かせる作用が期待できます。

さらに、無垢材は化学物質を含まない天然素材のため、子どもの健康への影響が少ない点もメリットです。空気中の湿度を調整する効果があり、冬は暖かく夏は涼しく感じる快適な環境を作り出します。これにより、床の冷たさを気にせず遊ばせることができます。

子ども部屋では傷や汚れがつきやすい場面も多いですが、無垢材はその変化を味わいとして楽しむことができます。適切なメンテナンスを施せば、使用するたびに愛着が増す床材になるでしょう。パイン材やヒノキ材は「安心して遊べる空間を作りたい」「自然素材で子どもの健康を守りたい」という家庭にぴったりの選択肢です。

フローリング 子供

ペットと暮らす家庭におすすめの無垢床材

ペットと暮らす家庭で無垢床材を選ぶ際には、耐久性と滑りにくさを重視することがポイントです。特に、オークやバーチなどの広葉樹系の床材は、硬さがあり傷つきにくいため、ペットが歩き回るスペースに適しています。また、これらの木材は滑りにくい表面を持ち、ペットの足腰への負担を軽減します。

無垢材は湿気を調整する効果があるため、室内環境を快適に保つことができ、ペットの健康にも良い影響を与えます。また、天然素材のため化学物質を使用した床材に比べてペットに優しい点も魅力です。

ペット フローリング

ただし、ペットの爪による引っかき傷や汚れがつきやすい場合もあります。傷を防ぐには、爪切りを定期的に行い、ラグやカーペットを併用するのがおすすめです。汚れはすぐに拭き取ることで、シミを防ぐことができます。
ペットと共に快適な生活を送りたい方には、オークやバーチのような耐久性の高い無垢材が最適です。適切なケアを行えば、ペットとの暮らしを楽しみながら、美しい床材を長く保つことができます。

まとめ〜無垢の床材で快適さを実現〜

無垢床材は、天然素材ならではの温かみや木目の美しさ、そして経年変化を楽しめる魅力的な選択肢です。今回は、無垢床材の基礎知識をはじめ、オークやウォールナットなどの人気樹種、日常のお手入れやメンテナンスのポイント、部屋ごとに適した活用方法を解説しました。
それぞれの樹種や特性を理解し適切なケアを施すことで、無垢床材は長く愛着を持って使える床材となります。家族やペットと過ごす大切な空間に、無垢材ならではの温もりと心地よさを取り入れてみませんか。

これから新築をお考えの方やリフォームで内装を検討中の方がいらっしゃいましたら、高品質で多樹種の無垢材の取扱いを誇る当社へお気軽にご依頼ください。送料や価格、納期についてのお問い合わせも受け付けております。通信販売にて、全国各地のお客様へ向け、最短では当日発送を行うなど、お客様の期待にお応えいたします。(※地域によってお届け日が異なりますので予めご理解の上、了承ください。なお、沖縄・離島に関しては別途、見積もりをお出しいたします。)

フローリング
天然木材.comでは、木材のバリエーションや専門知識のあるスタッフとのやりとり、迅速な対応で好評をいただき、個人のお客様はもちろん建設会社・設計事務所・工務店など各所からご注文をいただいております。また、インターネットの通信販売にて全国販売が可能となり、日本各地からお問合せをいただきます。サイズや数量、配送・納品まで、さまざまな面でお問合せ可能ですので、気になる無垢フローリング商品がございましたらお気軽にご連絡ください。

コラム監修者からのメッセージ

監修者

監修者:滝口 敦

(2級建築士・宅地建物取引士・慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)MBA取得・既存住宅状況技術者)

木材の専門店として、今までも多くの木材を扱ってまいりました。今回の杉無垢フローリング商品も含め、その経験と実績をもとに、今後も皆様にご満足いただけるよう、良い無垢材を提供していければと思っております。個人のお客さまも、法人・会社・業者様も含め、木材のことなら何でもお気軽にご相談くださいませ。

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