羽目板レッドシダーの魅力とは?徹底解説!
皆さんは巷で人気のレッドシダーの羽目板をご存じですか?
レッドシダーは、その自然な美しさと高い耐久性から、室内外を問わず幅広いシーンで活躍しています。しかし、購入や施工を検討すると「他の木材と何が違うの?」「手入れは難しい?」といった疑問を抱くこともありますよね。
今回の記事では、レッドシダー羽目板の特徴やメリットをわかりやすく解説し、初心者でも安心して活用できる方法をご紹介します。読んだ後には、レッドシダーの魅力に気づき、自分の空間に取り入れる具体的なイメージが湧くはずです。
【今回の記事のポイント】
✔️レッドシダーの魅力や特徴がわかる
✔️レッドシダーの選び方やメンテナンスについて知れる
初稿:2024/12/12
《目次》
・羽目板レッドシダーの魅力とは?
・羽目板レッドシダーの耐久性
・羽目板レッドシダーのデザイン性
・羽目板レッドシダーの手入れとメンテナンス方法
・羽目板レッドシダーの購入方法について
・オンラインで購入するメリットとは
・羽目板レッドシダーについてまとめ
羽目板レッドシダーの魅力とは?
レッドシダー羽目板が注目される理由は、その多機能性と美しさにあります。
耐久性、防腐性、そしてデザイン性のすべてを兼ね備えた木材で、室内外を問わず幅広いシーンで使用されています。さらに、施工性の良さや環境への優しさも魅力の一つです。
◆レッドシダー羽目板の耐久性
レッドシダーは「天然の防腐材」とも言われるほど、湿気や腐食に強い性質を持っています。その秘密は、木材内部に含まれる「チアノフロール」という天然の成分にあります。この成分が害虫やカビを寄せ付けない効果を発揮し、長期間美しい状態を保つことが可能です。
また、木材自体が水分を吸収しにくいため、湿気の多い環境でも寸法の安定性が高く、使用後のトラブルが少ないことも評価されています。
◆レッドシダー羽目板のデザイン性
レッドシダー羽目板は、赤みを帯びた独特の色合いと木目の美しさが特徴です。ナチュラルな空間を演出するだけでなく、モダンなデザインや北欧風のインテリアの仕様にも溶け込みます。また、時間が経つにつれて色が深まり、経年変化による味わいを楽しむことができます。
さらに、表面の仕上げによってさまざまな印象を与えることが可能です。未塗装で使用する場合は、自然の風合いをそのまま生かせますし、塗装を施せば、部屋のテーマカラーに合わせたアレンジも可能です。
◆レッドシダー羽目板の環境への配慮
レッドシダーは環境にも優しい木材です。伐採後の植林が進んでおり、持続可能な資源として評価されています。また、化学処理が不要で、自然由来の抗菌性や耐久性を持つため、人体や環境への負荷も少ない点がポイントです。
他にも、レッドシダーの種類にウエスタンレッドシダーなどがあったり、各メーカーによって扱う商品も異なりますので、気になる商品がございましたら事前に確認しておくのがよいでしょう。天然木材.comのレッドシダー商品をご覧になりたい方は下記よりご確認ください。
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羽目板レッドシダーの耐久性
レッドシダーが高い耐久性を持つ理由は、その木材の特性にあります。具体的には以下の3つが主な要因です。
1:天然の防腐成分を含む
レッドシダーには「チアノフロール」と呼ばれる天然の防腐成分が含まれており、腐敗やカビの発生を防ぎます。この成分は害虫に対しても忌避効果があるため、虫食いの心配が少ないのが特徴です。
2:優れた耐水性
木材の構造自体が水分を吸収しにくく、湿気が多い環境でも形状や強度が保たれます。そのため、浴室や屋外などの湿度の高い場所でも問題なく使用可能な品です。
3:軽量でありながら強度が高い
レッドシダーは他の木材に比べて軽量で扱いやすいにもかかわらず、しっかりとした強度を持っています。この特性により、パネルを壁材や天井材、軒天や玄関スペースなど多用途に使用されることが多いです。
以上がレッドシダーが持つ耐久性の特徴になります。
さまざまな樹種がある中で、木材の性能や見た目が扱いやすさと選びやすさにつながっています。もし、レッドシダーについて気になることや質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
羽目板レッドシダーのデザイン性
ここからはレッドシダーのデザイン性ということで、過去の施工事例を参考にご覧いただきたいと思います。主役にも脇役にもなれるレッドシダーは、今までお伝えしている通り、とても使い勝手が良い樹種の一つです。
こちらの事例は、コテージの玄関部分にレッドシダー羽目板を採用いただいた事例になります。レッドシダーらしいバラつきのある色合いがカジュアルな印象を与え、コテージにもぴったりです。
無垢材の場合、木材の木目や色味など、同じものがなく、表情豊かに楽しめるのが人気の理由でもあります。そのため、レッドシダーのようにバラつきがあるものをあえて選択されるケースも少なくありません。
続いては、個人宅の住宅の天井にレッドシダー羽目板を採用いただいた事例になります。今回採用いただいたのはレッドシダーの本実V溝 羽目板(セレクトグレード)無塗装になります。
レッドシダーの濃淡がおしゃれで、カッコよく、無塗装でありながらもここまでハッキリとした色を感じられるのはレッドシダーならではです。シーリングファンのブラックともマッチしていて、カジュアルライクな雰囲気が演出されています。
次にご紹介するのは、外壁にレッドシダーを採用した事例になります。耐久性・耐水性に優れたレッドシダーは、外壁としても採用できるため、外観のアクセントとして部分的に採用を検討される方が増えています。道路側に沿って、ご自宅の壁一面が木材で施工されていると目を惹きますね。外観にもこだわりたいという方はぜひ、レッドシダーをご検討ください。
ご覧いただいてもわかる通り、レッドシダーは濃淡の異なるカラーで不規則な表情が魅力であるため、空間のアクセントに最適です。レッドシダーの使い方やタイプによって、さまざまなバリエーションで空間演出を楽しめるので、空間づくりにお悩みの方や、樹種に迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会にレッドシダーをご検討ください。
レッドシダーの施工事例をもっとご覧になりたい方は
⬇️ ⬇️ こちら ⬇️ ⬇️
羽目板レッドシダーの手入れとメンテナンス方法
初心者でも簡単!お手入れのコツ!
無垢材を採用した際に、お手入れは欠かせません。定期的にお手入れをすることで木材の味わいや風合いが増し、その後も長く愛用できるようになります。そこで、手軽に行えるお手入れやメンテナンスについて簡単にご説明いたします。
ポイント1:表面の清掃
乾いた布や柔らかいブラシを使って、ホコリや軽い汚れを取り除きます。
室内で使用している場合、掃除機のブラシノズルを使うのも効果的です。
ポイント2:汚れがひどい場合
中性洗剤を薄めた水で柔らかい布を湿らせ、汚れを優しく拭き取ります。
その後、木材が湿ったまま放置されないよう、乾拭きを忘れずに行います。
ポイント3:保護塗料の再塗布
保護塗料を使うことで、無垢材の表面が守られ、傷や汚れにも強くなります。
もし屋外で使用している場合は、1〜2年ごとに保護塗料を再塗布することで、耐候性を高めることができます。
以上が簡単なお手入れとメンテナンス方法です。
無垢材は手を掛ければかけるほど愛着も湧きますし、それに応えるように長持ちしてくれます。ぜひ、お手入れやメンテナンスも楽しみながら無垢材をご愛用いただけると嬉しいです。
羽目板レッドシダーの購入方法について
レッドシダー羽目板を選ぶ際には、施工場所やデザインの好みに応じた選び方をすることが重要です。特にオンラインショップと実店舗では、それぞれ異なるメリットとデメリットがあるため、用途に適した購入方法を知っておくことが失敗しないコツです。また、購入前にチェックしておきたいポイントについて以下にまとめました。
1:木材の品質
木目の美しさや節の有無を確認しましょう。
節が少ないものは仕上がりが美しく、高級感があります。
レッドシダーの場合、節ありや節なしの商品で分かれていることもありますので、お好みのものを選択すると良いでしょう。
2:サイズの選択
羽目板を設置する場所の寸法に合うサイズを選ぶ必要があります。
特に天井や広い壁面の場合は、少し余裕を持ったサイズを購入すると安心です。
DIYできる方であれば、その場で調整してカットもできます。
3:塗装の有無
未塗装を選ぶと、オイルなどを使用して好みの仕上げを施すことが可能です。
一方、塗装済みのものは施工の手間が減ります。
また、塗装の種類によって色や雰囲気も異なるので、見比べてみるのも良いでしょう。
4:サンプルの取り寄せ
オンライン購入の場合でもサンプルを依頼し、木材の質感や色味を実際に確認することで、イメージの違いを防げます。オンラインショップで商品を発注する際に一番懸念される「写真と実物の差」がサンプルを取り寄せることで回避でき、納得して購入できます。
オンラインで購入するメリットとは
羽目板の購入では、オンラインショップの利便性が注目されています。その理由を以下に解説します。
《オンライン購入のメリット》
◆幅広い選択肢
全国の店舗の商品を比較でき、サイズやデザインの選択肢が豊富です。
◆価格競争
実店舗と比べ、オンラインでは価格が競争的であるため、コストを抑えやすいです。
◆自宅まで配送
重い木材を自宅に届けてもらえるため、運搬の手間が省けます。
◆レビューが参考になる
他の購入者の評価を確認することで、購入前に商品の信頼性を判断できます。
《オンライン購入のPOINT》
- 信頼性の高いショップを選ぶ(レビューや評価を確認します)。
- 商品詳細をよく確認し、必要に応じてサンプルを取り寄せます。
- 配送条件や返品ポリシーも事前に確認しておきましょう。
オンラインショップを上手に利用すれば、効率よく理想の羽目板を手に入れることができます。
羽目板レッドシダーについてまとめ
レッドシダーについてここまで解説してきましたが、特徴や使い方などはご理解いただけましたでしょうか。レッドシダーは羽目板の中でももともと人気のある樹種で、機能性や施工性にも優れているため、幅広く採用されるようになりました。カジュアルな雰囲気はもちろんのこと、シックやモダンといった空間でもアクセントとして採用されたりと、多方面から好評です。
もし、レッドシダーの羽目板を取り入れたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、高品質で多樹種の無垢材の取扱いを誇る当社へお気軽にご依頼ください。送料や価格、納期についての案内やお問合せも受け付けております。通信販売にて、全国各地のお客様へ向け、最短では当日発送を行うなど、お客様の期待にお応えいたします。(※地域によってお届け日が異なりますのであらかじめご理解の上、了承ください。なお、沖縄・離島に関しては別途、見積もりをお出しいたします。)
コラム監修者からのメッセージ
監修者:滝口 敦
(2級建築士・宅地建物取引士・慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)MBA取得・既存住宅状況技術者)
木材の専門店として、今までも多くの木材を扱ってまいりました。今回の無垢羽目板商品も含め、その経験と実績をもとに、今後も皆様にご満足いただけるよう、良い無垢材を提供していければと思っております。個人のお客さまも、法人・会社・業者様も含め、木材のことなら何でもお気軽にご相談くださいませ。