無垢羽目板【サーモバスウッドブラウン】

サーモバスウッドブラウンの特徴
◾️熱処理されたことで安定性・耐久性・防虫性を高めました
◾️着色ではない熱処理ならではの渋い色味
◾️加工性に優れ、表面は滑らか

適用場所
◾️壁・天井
　※内装材・ドアなどの家具材にも使用される

メリット
◾️熱処理を加えたことで多岐にわたって用途が増え、熱処理独特の風合いが楽しめます

雰囲気
◾️上品で主張し過ぎない木目はどんな空間にも合わせられます

《目次》
・サーモバスウッドブラウンの特徴について
・サーモバスウッドブラウンの施工事例をご紹介（準備中）
・サーモバスウッドブラウン商品一覧

サーモバスウッドブラウンの特徴について

バスウッドはシナノキ科の広葉樹で、リンデンとも呼ばれています。
リンデンは西洋菩提樹と言われ、千の用途を持つとされ、中でも花や葉がハーブとしての役割も大きいようです。
主な産地は北アメリカで、特に東部・北部及び五大湖沿岸州が中心です。カナダ南部から南は米国のノースカロライナ、西はノースダコタにわたって分布しています。

森林の中でもバスウッドは比較的早く成長する樹種です。木材の色調としましては、心材・辺材ともに黄色みを帯びた乳白色の為、その境界はあまりはっきりしているとはいえません。また、偽心材もあります。
主な色調の分布としましては、心材は淡褐色～淡黄褐色で、辺材は白色～淡褐色です。

材の特徴として、軽軟な木材の代表的なものの一つでもあります。強度は低く、やや粘りはありますが、衝撃には弱いといわれています。乾燥は速く、収縮率は大きいものの、乾燥後は安定性が高いです。加工性は優れており、表面は滑らかに仕上がります。釘打ちしても、割れることはありません。塗装ののりは良く、接着は容易です。ただ耐久性は低いので、外気に曝されるような用途には適しません。

こうした特徴のあるバスウッド材を低温で熱処理することで、安定性をより高め、耐久性・防虫性にも優れたものに仕上げました。
通常の内装用に加えて、外装用としてもお使いいただくことが出来ます。
着色ではない熱処理ならではの色味が渋くそそります。
チークにも似たその色味は時が経つに連れてより濃さを増し、味わい深いものとなります。
上品で主張しすぎない木目はどんな空間にもよく合います。
また、バスウッドは独特の酸っぱい匂いを持っていますが、熱処理をすることでこの匂いも無くなります。