山口工務店・山口専務インタビュー

山口工務店・山口専務インタビュー

山口工務店・山口専務インタビュー

山:(株)山口工務店 山口専務
滝:滝口木材(株) 滝口 彰弘

滝:この度は私どものアガチス材それからバーチ(カバザクラ)材をはじめとする無垢フローリングをご利用頂きまして誠にありがとうございます。
それではまずはじめに山口工務店さんにつきまして少しお教えいただけますでしょうか?

山:弊社は自社で設計・施工を行っております。また、自社専属の大工もいますので、設計から施工まで自社内で一貫して出来るようになっているのが1番のアドバンテージじゃないかなと思います。例えば設計だけやっているとか、施工も行ってはいるけれども職人がいないせいで外注という形となると、品質管理がなかなか難しいですよね。自社内で図面を描いて、それを自分たちで責任を持って施工する、というのがモノづくりにおいては一番理想的なんじゃないかな、と思います。

インタビューをしている店長です。

滝:ちなみに専属の大工さんは何名くらいいらっしゃるのですか?

山:弊社の専属の大工は現在2名です。ほかには何チームかいつもお願いしている大工さんがいらっしゃるので、現場が忙しかったり複数の現場が重なった場合などは専属の大工と同じ現場に入って手伝ってもらったりしています。先代の時代は大工がもっとたくさんいたのですが、高齢化が進んでだんだんと少なくなってきていますよね。恐らく全国的にそうなんでしょうけど。

滝:ちなみに創業はいつになるのでしょうか?

山:昭和27年に先代の社長、私の祖父が「山口工務店」として個人創業しました。

滝:それでは、昭和・平成・令和と元号を3つまたいで来た非常に長い歴史があるのですね!

山:事業を続けていく、というのはなかなか大変なことですよね。出来ては消え、出来ては消え、という住宅会社が山のようにあります。住宅は作って終わりではないので。後で直そうと思ってもその住宅会社がなくなっていたという話もたまに耳にしますが、引き渡しをした住宅に一生涯の責務を負うのが住宅会社の役割ですから。

滝:なるほど、住宅会社に課せられた使命というのは本当に大きいですよね。私どもも御社がこれからも長い歴史を刻んでいける様、精一杯ご協力致します! 

アガチスについてお聞きします

滝:さて、御社では現在アガチス材それからバーチ(カバザクラ)材をはじめとする無垢フローリングをお使いいただいております。その中でも特にこだわりを持ってお使いいただいているのはアガチスになるかと思います。アガチスをお使いになられたのはいつ頃からになりますか?

山:2008年に自分が入社した頃からだと思います。その頃枠材や建具枠、窓枠(サッシ枠)を何にしようかと考えていた際に、いろいろな候補があった中で最終的にたどり着いたのがアガチスでした。

滝:どうやってアガチスをご存知になられたのですか?

山:当時の詳しいことは正直覚えていないのですが、設計をしている中でツガやスプルスといった白木で明るめの枠よりもちょっと色が付いている、少し赤味があるものの方が室内のインテリア材としてアクセントになって良いかなと思い、それに見合う材料を探していたところ、偶然アガチスを見つけまして、すぐに現物サンプルを取り寄せて木味を確認し、そこからアガチスを使い始めることになりました。

滝:ちなみにアガチスでお客さまにおススメしやすい点はどういったところでしょうか?

山:時間が経つと材自体に深みが出て、もう少し赤茶けた色になって来るのですごく良い風合いになりますよという点ですね。あとは木目にクセがないので、どんな材料にも合うところとか。堅さもほど良いので、枠材などにはちょうど良いですよという話はしています。簡単な説明になりますが、だいたいのお客さまは「良いですね。」と納得し使って下さいます。

バーチ(カバザクラ)についてお聞きします

バーチ(カバザクラ)です。

滝:分かりました。では次に無垢フローリングでバーチ(カバザクラ)のこともお聞きしたいと思います。バーチ(カバザクラ)はいつ頃からお使いになられているのでしょうか?

山:バーチ(カバザクラ)もアガチスと同じ頃からですかね。

滝:バーチ(カバザクラ)を採用されたきっかけは何ですか?

山:1にコスト、それと明るい色味・風合いのものを探しており、当時取引先の材木屋さんに相談した結果、バーチ(カバザクラ)を標準採用することになりました。当時からキャラクターグレードを使用していますが、バーチ(カバザクラ)独特の源平だったり節の入り方だったりというのを見て、採用を決めました。

滝:バーチ(カバザクラ)はどういった点がお客さまにおススメしやすいでしょうか?

山:白い木肌なので部屋が明るくなるというのはお客さまに分かりやすい点ですね。また、弊社では主にキャラクターグレードを使用していますが、材料を有効活用出来る様に実際の施工前にひと手間掛けています。具体的には梱包を開けて中身を確認し、リビングやメインのところは比較的きれいなものを選別して施工しています。そうすると印象的にすごく明るい感じになるので、それを見たお客さまが「その明るい感じがいいね!」と評価して下さることが多いです。結果それがどのお客さまにも採用になっていくケースが多いです。

滝:無垢のフローリングを施工される場合、通常ですと何か特別なことはせずに梱包を開けては施工、開けては施工の繰り返しになりますが、お施主さまがお客さまを迎えられる際にリビングなどは一番通される場所だと思います。ですので、やはりひと手間掛けてそういう場所にきれいなものを使用して見栄えが良い空間が出来る様、工夫して施工をされていらっしゃる、ということですね。

山:そうですね。場所に限りがありますので、当然一度に全部は広げられませんけれども、
ある程度開梱して広げてみてキャラクターマークが多い部分は、造り付けの家具が入るところの下とか、クローゼットの中に入れたりしています。きれいなものはもちろんリビングや玄関周りに使っています。

滝:なるほど。そうして少し見栄えが良くないところを見えにくい、人目の付かないところに施工してということで、工夫をされていらっしゃるということなんですね。

弊社をお選びいただいた理由

滝:では次に、弊社のアガチスや無垢フローリングのバーチ(カバザクラ)材は弊社以外にもたくさんのメーカーや業者が取扱をしていますが、今回弊社をお選び頂いた理由は何でしょうか?

山:アガチスは正直選択の余地が無いと思うので横に置いておくとして、フローリングについてはバーチ(カバザクラ)は以前他のメーカーのものを使用していたのですが、品質に問題があって困っていたところに滝口さんからご提案をいただいて使い始めることになりました。

滝:あの時は私どもからの提案をご快諾頂いた上に、まとまったロットをご発注頂きまして、誠にありがとうございました。今後とも引き続きよろしくお願い致します。 
それでは弊社の商品を発注される際に、どの様なことに気を付けていますか?

山:フローリングは数量だけの問題なので、図面を見て過不足が無いかよくチェックしてから発注しています。アガチスの場合は最近やり取りして分かったきたのは、ある一定幅を超えた幅広材はなかなか取りづらかったりするので、木取りの段階や図面で枠詳細を書く段階でもう幅は接いで使うという前提での木取りで発注する様にしています。サイズ的にギリギリ取れそうなものでも、あまり良いものが入ってこないとまずいので割り切って幅を足そうということにしています。中には敷居や鴨居の様に幅が足せないものもありますが、出来るだけ上手く足して、仕上がり上全く違和感がない様木取り・施工に努めています。

滝:材料も限られている中で、それをどう図面に落とし込みながら違和感なく空間に調和する様に上手く材料を使っていくか、というところで工夫をなさっているということですね。

山:ここまでアガチスを結構使ってきているので、その過程で何となく分かってきたというか、使っていく中で長さや幅の限界がだんだんと理解出来てきました。その中で幅を接ぐなどしてやりくりをする様にしています。

滝:それも長年アガチスを使われてきたノウハウや経験に裏打ちされた判断があるからということになりますよね?

山:そうですね。今までも「このサイズはありません。」と言われた過去があったので(苦笑い)。それを踏まえて先手必勝で聞く前に設計段階で聞いて、取れる材幅や長さで納まる様に図面を考えて描く、というふうにしています。

加工・施工時に気を付けられていることは

滝:分かりました。次に加工・施工時に気を付けられていることはどういったことでしょうか?まずはアガチスから教えて下さい。

山:アガチスに関しては施工時に気を付けていることは特に無いですね。それだけ扱いやすい木だということなんですが。加工については一般的に無垢材の場合ですと、ふつうは大体荒木で入荷してきます。荒木ですとパッと見た感じで欠点は目立たないのですが、削ってみたら欠点が多過ぎて使えない様なものがあったりしますね。アガチスの場合そういった問題は比較的少ないとは思います。ただアガチスの場合、ピンホール(※昆虫に食べられて木材に生じた小さな穴のことです。一般的にはキクイムシやナガキクイムジ等の虫によるものが多いです。日本では120種類、南洋材では1,000種類以上の虫が知られています。)がどうしても入ってしまいますね。美観を著しく損ねる程度のものではありませんし、それは特徴上やむを得ないとは思います。なのでピンホールがあるから絶対にダメってわけではないのですが、もしあった場合、その材料を使うかどうかということと、あとは木の配置、いわゆる「木配り」をどうするかという判断は非常に大事になってきますね。家1件の中でどこに使うか、断面的に上手く使い回せれば別のところに配置したりとか。どうしてもダメな場合はもちろん「交換」になりますが、支障がないような場合には木粉を埋めて対応したりはしますね。最終的に枠材は弊社の場合オイル仕上げを行うので、使用上問題はないということで補修をしてそのまま使う場合もありますし、ダメな場合は交換するか、弊社の手持ち在庫で造り替えるかして対応しています。

あとはアガチスの場合ですと木肌特有の赤シブが特徴ですかね。赤シブが多い部材の場合もピンホールの場合と同様に木を見て、どこの場所に使用するかを考えながら作業をしています。

滝:なるほど。では木柄を見ながら家のどこに配置しようか、見えるところ、これはちょっと見えないところにしようか、というのを加工中にも常に材料を見比べながら配置を決めていらっしゃるということなんですね。

山:さっきのフローリングの場合と同じですよね。フローリングもバラシてきれいなものはリビングに使おう、悪いのは見えないところに回そうというのといっしょで、アガチスも例えば窓の枠であれば断面は全て同じですので、この材料はリビングに使うのをやめて2階の奥のクローゼットにしようとかっていう形でやっていますね。

滝:分かりました。ではフローリングの方もお聞かせ頂きたいのですが、まずメインで使われているバーチ(カバザクラ)について施工時にどんなことに気を付けていらっしゃるかを教えて下さい。

山:うーん、バーチ(カバザクラ)はどちらかというと暴れやすい木ですね。ちょっとやんちゃな木なのでそれを考えながら使ってる、というか付き合ってるっていう感じですかね(笑)キャラクターグレードの場合は、1枚のフローリングとしても源平の部分などは木の断面ごとの密度がすごくまばらでクセが出やすいので、後で空いてきたりとかはします。特徴的に暴れやすい木なので、それを暴れなくするという施工は正直無いです。もちろんスペーサーを名刺1枚程度の厚さのものをはさみながら施工はしてますけど、バーチ(カバザクラ)自体の特性は我々施工者側にはコントロール出来ないじゃないですか。動くな、といわれてもだんだん痩せていく木なのでそれは仕方がないということで、お客さんには逆に言うとバーチ(カバザクラ)の場合自分としてはより慎重に説明していますね。

滝:そうですね。あとは例えば温風に当たっても空いたりする原因となるので、その辺も事前にこまめに説明なさるということでしょうか?

山:そうですね。こまめに説明しますし、あとは割とおおらかなお客さまでそれぐらい気にしない、というのが分かっていれば、十分に説明した上で多少空いても機能的には支障がないので使ってもらいますけど、例えばすごくシビアに気にされる人だとむしろそれは勧めません。色味は別ですが、特性的に例えば最低でもキャラクターグレードをやめてセレクト(A)グレードにするか、思い切って違う樹種にする、という選択をしますね。

滝:基本的に御社の場合はバーチ(カバザクラ)のキャラクターグレードを標準で使うけれども、打ち合わせを重ねていく中でお気に召さなそうなお客さまに関しては思い切って別なもの、より良いものを勧める、と。

山:そうする場合もありますね。やっぱりそれは使う人の許容力の問題もあるので、まあでもそれはほとんど一部の例外なので大多数の方の場合何の問題もないですね。

  我々は床下エアコンを標準採用しているので、どうしても1階の床の方が痩せやすいですね。でも不思議なものでそうはいっても、バーチ(カバザクラ)は暴れん坊という特性があるのですがやっぱりそのロットでしょうね。見た目は全く前の現場と同じなんだけど今回は全然空かないっていうものもあれば、極端に熱源の周辺は空いたりとか反ったりとかっていうのもあったりするので、どれも均一ではない、自然の木を相手にしているので、なかなか読み切れないところもあったりしますね。

滝:バーチ(カバザクラ)の暴れやすさの要因としましては、含水率も大きく影響してくる部分もあるかと思います。ですので私どもも生産をする時は含水率に気を付けるように打ち合わせはしております。また、キャラクターグレードでも含水率が極力均一になるように申し入れしております。今後とも気持ち良く使っていただける様に品質の管理は進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

チークについて

チークです。

滝:ほかにもいろいろ使っていただいているかとは思いますが、チーク・フローリングについてはどういったところに気を付けていらっしゃいますか?

山:チークはむしろバーチ(カバザクラ)に比べればすごく優秀で、暴れも少なく、樹種としての特徴ですよね。寸法安定性に優れているので、貼ってもう5,6年経過したお客さまのところにアフターメンテナンスでうかがっても本当に…言い過ぎに言えば全く暴れもなく、でしかももともと非常に良いチークの風合いにより深みが出て上質な空間になってくるので、これはやっぱり良いと思いますね。値段がほかのフローリングに比べて割高だから良いというわけではないのですが、やっぱりもともとチークというのは素材として非常に安定していて、良いですね。

滝:であれば、もしご予算が許されるようであれば、チークも御社としてはおススメしたいということでしょうか?

山:なので、今言ったことも含めて勧めてはいますね。ただ、お客さまも皆さん初めて住宅を建築するし、ほとんどの方は木にそういう違いがあるよ、といっても立場が違えば多分私もそう思うかもしれないけれども、そんなに違うものなのかなっていうくらいで、もしかしたら重要度っていう中では木が動く動かないっていうのはあまりリアリティがない、なかなか想像出来ないのかもしれませんね。

滝:実際にその問題に直面するのって、お引き渡しが終わってからになりますよね。そこで「ああ、こんなに空くんだ。」とか「意外と動かないね。」っていうのは引き渡しが終わって、生活して初めて気付く部分ではあるので、確かにおっしゃる通り、打ち合わせ の段階ではいまいちお客さまがピンとこないというのはあるかもしれませんね。

山:現に住んでいるところがごくごく一部の例外を除けばほとんどの方は今住んでいる、もしくは自分が生まれ育ったところには無垢のフロアは無い世界に住んでいるはずなので、経験的にそういった言葉とか今であれば雑誌とか建築の本とか書いてあったとしてもいまいちピンとこないでしょうね。

滝:実際、自分で生活してみてはじめて「ああ、こういう事象なのか。」というのが分かるので、確かに打合せをされている段階ではいくら我々プロが木の特性をていねいに説明しても、やはりお施主様は実際経験しているわけではないので、いまいちピンとこない、というのはあるかもしれませんね。

山:ただ、弊社に来られるお客さまはわりとそういう自然素材が好きとか良いとか好んでいらっしゃるので、床材で1mm空いたからといってすぐクレームになるとか「聞いてない。」とか「いや、前に聞いてたけど思っていたのとは違う。」っていうのはほとんど無いですね。これが多分ハウスメーカーで全ての来たお客さんに無垢のフロアを勧めていたら、クレームの嵐でしょうね。それはやっぱりハウスメーカーに来るお客さんは我々のところに来る方とは価値観が全然違いますからね。

弊社商品で一番驚かれたことは

滝:では次に、弊社の商品を知って一番驚いたことは何でしょうか?

山:アガチスは意外と日本での流通量が少ないってことですかね。私たちは普通に使っていますが、例えば建具屋さんも色々な種類の木を使い、我々建築屋であれば敷居、鴨居とか造作材で木を使いますが、意外とアガチスっていうのは造作の用材としてはレアなんだな、あんまり使われていないんだな、というのがびっくりしたことです。

滝:良さを知っているだけに、なんで使わないのかな?ということですね。

山:木肌としては昔の洋風、洋間っていうんですかね、分かりやすく言うと。洋間のイメージって言えばそうなんですけど、それは使い方の問題なので、意外と使われないんですね、アガチスって。建具屋さんも普通は加工する樹種の材料は持ってますけど、今アガチスは出ないので、あんまり材料としてはストックしていないんですね。なおかつ、輸入してきている商社ももうほとんど無いので、材料としては国内の在庫・価格も含めて安定しないんですよね。こないだも別の仕入れ先と話をしていたのが「今無いんです。」とか。材料としては非常にレアなんだなあとは思いますね。もっとみんなが使ってくれて品質も安定して、たくさん入ってくれば良いのかなあと。あんまり使い過ぎて現地の材料が無くなるとまた困るんですが(苦笑い)。

最後に一言

滝:では最後に何か一言あればお願いします。

山:枠はやっぱりアガチスですね。柔らか過ぎず、堅過ぎず、程よい堅さがありますね。例えばもっと堅いオークやタモとかを枠材にしましょうっていう場合でも、することは出来ますし、仕上がりも多分すごく重厚で良いんでしょうけどね。我々は刃物を使って材料を削ったりするので、オークやタモですと堅いのでかんなも利かないし、刃物での細かい細工がしにくいですよね、非常に加工性が悪いので。ディテールを詰めていって、枠材の幅をわずかに残しながら溝を突いていくって作業をしていると、材料がポロって剥げて落ちたりすることもよくあるんです。そういう意味では現場的、大工的には柔らかければ柔らかいほど加工はしやすいので、喜ばれますね。ただ一方であんまり柔らか過ぎるとお客さんがいざ使った時に問題となるのはキズ、ですね。柔らかいとすぐにキズが付くので。木ですからキズが付いても良いんですけど、そこそこ手に触れるところは触り心地のよい木の柔らかい風合いとキズが付きにくいっていう頃合い、でなおかつ我々の加工性の良さというところで、程よくアガチスはベストかな、と。お客さん的にも生活上一番程よいし、触ってても木の風合いが楽しいし、我々の加工も難度が高くなくて細工もしやすいというところで一番良いんじゃないかな。あとは経年美が良いですよね。見ていても焼けるところは非常に深みが増してくるので、いいと思いますね。アガチスはこれからもまだまだ使っていきたいと思います。

滝:これからもアガチスを始めバーチ(カバザクラ)材、チーク材といった無垢フローリングに関しても、御社の期待に応えられるようなより良い商品をこれからもまた提案していきたいと思いますので、また今後ともよろしくお願い致します。今日はどうもありがとうございました。

<あとがき>

30分を超えるロングインタビューとなりましたが、自然素材へのこだわり、そして限りある素材をどのように有効利用し、意匠的にもどうやったら美しく見せることが出来るかを常に考え、実際の住宅に反映させていくか、余すことなくお聞きすることが出来ました。

その仕事ぶりが十分に評価されて、新潟地区では小規模ながらも人気の工務店となっている様です。その人気の源がインタビューを通じてよく分かりました。

受付時間:08:00~17:45 (土、日、祝)
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