フローリングの黒ずみの原因と対処方法|天然木材.com

フローリングの黒ずみの原因と対処方法

フローリングが黒ずんで来てしまったことはありませんか?黒ずみを完全に除去出来るとは確約出来ませんが、対処方法はございます。原因によって対処方法が変わって来ますので参考にして下さい。

●石鹸水などアルカリ性の液体が付着した場合
表面が植物オイル仕上げのほとんどは石鹸などのアルカリ成分が付着すると黒ずみとなってしまいます。普段、日常生活で使用する洗剤の場合、黒ずむ場合と黒ずまない場合があるのですが、お引渡しの前のクリーニング等でサッシなどをクリーニングする強アルカリ性の洗剤が床に付着した場合、ほぼ間違いなく黒ずみが発生します。 このような場合はアルカリ成分を中和する形でお酢など酸性成分のものを塗ると黒ずみが軽減される場合があります。その後、サンディングをして同じ植物系オイルを塗って仕上げます。 お酢などを塗る場合は、まず目立たないところで大きな変色がないか必ず試す様にして下さい。
なおこの方法はウレタン塗装では使えません。

●カビが発生している場合
黒ずみがカビである場合はこの方法では取れません。カビが原因である場合は「フローリングにカビが生えてしまった。どうすれば良いですか?」をご覧頂き対応下さい。
●ウレタン塗装のワックス成分が劣化している場合
ウレタン塗装にワックスを塗っている場合、ワックスが劣化している場合に黒ずみが発生します。ワックスは時間とともに劣化していきます。またよく歩く場所などは劣化が早いです。このような場合はワックスメーカーの指示に従いワックスを剥離、再塗装して下さい。
●その他通常の汚れで黒くなっている場合
お子さんの足の脂など、通常の汚れで黒くなっている場合もあります。この場合、塗装状態によって対応が異なります。
・自然塗装の場合
自然塗装の場は塗っている植物オイル専用のクリーナー液で汚れを取って下さい。
・ウレタン塗装の場合
中性洗剤を薄め、固く絞った雑巾で除去して下さい。
※どちらの塗装もまず目立たないところで試してから行って下さい。
 
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