オイル塗装(自然塗装)とは、どの様なものでしょうか?|天然木材.com

オイル塗装(自然塗装)とは、どの様なものでしょうか?

合成ウレタン樹脂を用いない天然成分を使用した塗装を、自然塗装と分類しています。
その成分は「蜜蝋」「ひまわり油」「アマニ油」と様々です。自然塗装を使用するメリットとして、下記の点が挙げられます。
・表面に強い(固い)膜を作らないので、木材に直接触れることが出来て触り心地が気持ち良い。
・塗料を染み込ませるので、濡れ色になって木目が映える。
・日光による日焼けを増長させるので、経年による変化が素敵である。       自然塗装は塗装面に塗膜を作らず、木の繊維に成分を含浸させることで木材を保護します。そのため塗装後も木材の呼吸を妨げず、木材本来の調湿作用や手触りが生かされます。個人レベルでメンテナンスが出来るのも利点です。ただ、水拭きの掃除が出来なくなります。また、ウレタン塗装に比べて耐水性が低いため年に1~2回のメンテナンスなどが必要になります。
また、メープルやウォールナット等硬い木材に塗ると滑りやすくなりますのでご注意下さい。なお、最初は滑りやすいですが、しばらく使用していると滑りにくくなります。                                                        
 
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