無垢フローリングの足触りは暖かいですか?|天然木材.com

無垢フローリングの足触りは暖かいですか?

木材は、多孔質であるため内部に多くの空気層を持っています。空気層が多いのは杉やパインなどの針葉樹で、広葉樹は空気層が少なめです。鉄やコンクリートに比べて木材は熱の伝導率が低いため、外気温を室内に伝えにくく、また、室内の冷・暖房を外に逃がしにくいという性質があります。ですので、一般的に無垢フローリングは暖かく感じると言われています。この「暖かさ」に関してですが、具体的な素材を例にご説明したいと思います。
針葉樹
例えば、発砲スチロールと鉄を思い浮かべて下さい。
発砲スチロールを針葉樹、鉄を広葉樹と見立てます。
発砲スチロールは空気を多く含んでおり、断熱をします。
触っても、極端に冷たくも暖かくもないですね。
一方、鉄は空気を余り含んでいません。
断熱をしないので、さわると冷たく、
時には暖かく(熱く)感じますね。
こうした例からも、無垢のフローリングが「暖かい」というのはどちらかというと針葉樹の床材で当てはまります。
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