天然木材への思い

天然木材への思い

天然木材への思い

「天然木材.com」へようこそ!

「天然木材.com」へようこそ!

日本には、木材の販売を行う会社はインターネットやお店も含めて、大小合わせて星の数ほどあります。その中から、弊社のホームページにお越しいただきまして誠にありがとうございます。

「天然木材.com」を開いたきっかけは、我々が持っている木材製品の製造・調達のノウハウを生かして、たくさんの種類の木材製品を多くのお客様に木材製品を届けたいという「思い」があったからです。お仕事で木材を使われるお客様、本当に木材が好きなお客様、木材に興味はあるけれどどういうものがあるのか探したいお客様など、木材に興味がある方は、どうぞお気軽にお越しいただけたらと思います。

そうした「思い」がベースにございますので、私どもとしましてもお客様にいろいろなものをお届けすべく試行錯誤を日夜重ねております。たとえば、日々新商品の加工開発を行ったり、木材がきれいに見えるには?ラスティックみたいに見えるには?といった問題意識を持って塗装の研究をしたり、日本・海外を問わず商品の調達先を探したりと取り組んでおります。このサイトに来ていただくたびに、面白いものが増えているような運営を目指していきます。

弊社のご紹介

ここで、弊社のことを少しご紹介させていただきたいと思います。弊社は昭和の初期に前会長の滝口 寅雄が個人で創業し、地元いわきの杉の製材業からスタートをしました。戦後、住宅着工が大きく伸びる中、アガチスなどの南洋材の現地製材・輸入を生業としてきました。そこから、東南アジア各国のネットワークを作り、その他の製品の輸入も行いながら現在に続いています。


また、弊社が輸入している木材は建物の室内の用途に使用することが多いことから、全国各地のお客様のネットワークからも多彩な内装用の商品を取り揃えております。

滝口天然木材

私は木が好きなのです

ではなぜ「天然木材.com」という名前をお店に付けたのかといいますと、私は木が好きだからです。商売にたずさわっているからというばかりではありません。好きな理由は色々あります。


感覚的には風合いであったり、匂いであったり、触った感じであったりが好きです。性質的には削ったり切ったりするのも簡単ですし、キズがついても直しやすいし、切ってもちゃんと植えればお日様の力をもらってまた大きくなります、資源として人間がずっと使ってきてこれからも身近にある素材ですね。


また木材は、日本中・世界中にたくさんの種類があって、それぞれが違った表情、硬さ、大きさをしていてとても面白いです。
例えば弊社の扱っている商品の中でもセランガンバツーなどは、実際に手にしてみるとものすごく重いのです。デッキ材に使用するハードウッドの中では比較的軽い部類ですが、それでも杉の木の2倍超は重いです。商品を扱っていて、これは中身が詰まっていて丈夫だなと五感で感じる瞬間です。
弊社では木材の図鑑を5冊ほど所有しているのですが、それを見るたびに同じ木でも国が違えば名前がかっこよくなったりするのが面白く感じますね。例えばレッドシダーは、日本では米杉といいます。栗はチェストナットです。こう聞くと、横文字の方がなんだかかっこよく感じるのはもう仕方ないですね。

「思い」を心に決めてお店の名前を付けました

ほかにも木材には時間の変化に耐えるという特性もあります。我々は表現するときに経年美化という言葉を使います。日焼けをしたりしながら、徐々に色合いを豊かにしながら、白っぽかった木材が時間の経過とともに木材らしい落ち着きのある色・深みのある色に変化をしていきます。これも私が木材を気に入っている要素です。
自然の物であって、長期的に使用ができて、時間が経つほど美しくなって、健康に害が無くて、種類によって千差万別で面白い。そんな木材を中心としたお店にしようと「思い」を心に決めてお店の名前を付けました。

弊社ではインターネット販売のほかにも、材木屋としての仕事もしております

弊社ではインターネット販売のほかにも、従来からの材木屋としての仕事もしております。ですが材木屋さんといわれてもピンと来る人は少ないのではないでしょうか?

材木屋の仕事としては、主に家を建てたりする工務店さんや建築会社さんに、木材のほかに建具や石膏ボード、ユニットバスなどといった建築資材を販売しています。ほかには木にそっくりな人工的に作った製品を販売することも多いです。

もともと弊社は木材の建築資材のみを販売しておりましたが、最近ではそういった木材以外の建築資材も扱うようになりました。なぜそういったものを扱い始めたのかといいますと、遠回りな方法ではあるのですが、無垢の木材の床や内装材をもっとたくさんのお客さんに使っていただきたいという「思い」があったからです。

お客様の予算に応じて使う材料は変わって来ますが、木に見える人工的な床材等の材料を扱っていなければ、木の床を使いたいとなったときにも相談がこないのではないかと思ったからです。

多く寄せられたのが木材は手間がかかっていやだという声でした

そして、材料の単価に余裕がありそうな案件のときには、無垢のフローリングを使ってみませんかと積極的に提案していきました。そうした中で、多く寄せられたのが木材は手間がかかっていやだという声でした。聞いてみると、無塗装品を買って塗装するのが大変だし、塗装屋さんに頼むとコストがかかって仕方ない。塗装品もあるけれど、塗膜をしっかり作るウレタン仕上げだとプラスチックみたいで木材の感じもしなくなるから、人工的なものでいいのです、とのこと。。。これは何とかできないものかと、すぐさま塗装の研究を開始しました。そしてしばらくするとオスモのオイル塗装を使い始めました。これなら浸透性ですので、木材の質感も失われないし、現場での塗装も可能です。
天然木材への思い

塗装に関する知識も蓄積され、木材の新たな利点が見えてきた

そうこうしているうちに、弊社ではカウンター用のフリー板などを塗装済み品として出荷するようになりました。また、お客様の要望を受けて、塗装する品物も羽目板などの壁材や床材へ、塗装のカラーもクリア色だけでなくお好みの色への着色へとバリエーションを広めていきました。

そして塗装に関する知識も社内で徐々に蓄積され、木材の新たな利点が見えてきました。それはキズを再生することが簡単な点です。オイル塗装など浸透性の塗料の場合には、どうしても何年かに一度お手入れが必要になりますが、それは裏を返せば再生可能であるということです。
キズが付いてしまっても、ヤスリをかけてもう一度塗れば直ってしまいますし、大幅に色を変えたいという場合でも、サンダーで古い面を除去してしまえば再塗装で色を変えることもできます。もちろん手間はかかりますが、DIYでもできます。


合板にシートを貼った床材では、そうはいきません。ちょっとしたキズが付いても下地の合板が見えてしまいますので、かなづちを落としただけでも大騒ぎです。そういった場合は、最後は補修業者さんがハンディの電熱器でプラスチック製のカラースティックを溶かしながら色を合わせて、パテ埋めして木目を書いてくれます。それはそれですごい技術なのですが。。。


およそこういった製品の耐用年数は長くて20年くらいですから、家の寿命が長期化してくると、木材の柔軟さや製品寿命の長さがメリットになるのではないかと考えています。住宅の寿命が長い海外では、床材等の用途では木材や石などを使うことが一般的なので、日本でもそうしたトレンドがやってくるかもしれません。
安心安全の「天然木材」に塗るのだから、最後のお化粧である塗料も健康に害のないものを使わなければいけない。そう考え、最近弊社ではドイツのリボス自然塗料の代理店をはじめました。リボス社の塗料は非常に材料の安全性を考えた塗料です。とても塗りやすいのでぜひお試し下さい!

木材のことを知っていただきたいですし、気に入っていただきたい

ありきたりな表現かもしれませんが、私どもはこのサイトでの商品販売を通じて、訪れていただいたお客様に木材のことを知っていただきたいですし、気に入っていただきたいと思っております。着色をしたり、国産材や外国産材にこだわることなく、樹種を変えたりすることによって、また違った表情であったり空間を作り出していくことができるということをご提案したいと考えております。


そのためにも色々な樹種や価格帯の商品を、なるべくたくさん掲載し、予算に合わせた商品選びをしながら木を使うことを楽しんでいただきたいと思っております。
そしてご提案できる商品を全国各地、世界各国から一生懸命探し、またその加工方法、空間に取り入れたときにどういう形になるかを「思い」をもって研究し、発信して参ります。

 

最後になりましたが、今後とも当店を末永く御愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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