無垢羽目板【メルバウ】
メルバウの特徴
◾️非常に重厚で頑強、シロアリにも強いのが特徴
◾️美しく濃い茶色は使い込むことに濃さを増します
◾️ポリフェノールが多く含まれ耐久・耐水性にも優れている
適用場所
◾️壁・天井
※内装材・楽器・家具材の他にも構造用材としても使用される
メリット
◾️重厚で耐久性・耐水性に優れシロアリにも強く、鮮やかな色合いで隠れた人気樹種
雰囲気
◾️アジアンテイストやシックで大人な雰囲気を好む方にはおすすめ
《目次》
・メルバウの特徴について
・メルバウの施工事例をご紹介(準備中)
・メルバウ商品一覧
メルバウの特徴について
メルバウはマメ科 Intsia 属の広葉樹です。
マダガスカルからタイ・インドシナ・アンダマン諸島、マレー半島、東南アジア、ニューギニアを経て、オーストラリア、ソロモンなどに広範囲で分布しています。原木の高さは約50mと高く、マングローブなどの林に生息します。また、メルバウの他にもメルバオや、クイラ、クウイラ、イピルなんて言われることもあり、名称は現地や産地によって異なります。
日本名では昔からよく知られている木材で「太平洋鉄木」と呼ばれるように、非常に重厚で頑強、シロアリにも強いです。
また耐久性も高いことから、特にオーストラリアでは室内のフローリングだけではなく、屋外デッキや枕木、構造材、橋梁などとしても重用されている樹種です。
メルバウの最大の特徴として、樹液には大量のポリフェノールを含んでいる為、バクテリアの増殖を抑え、土足などの重歩行や、屋外での風雨に晒される過酷な状況下においても朽ちにくい耐久性を誇ります。ですが、ポリフェノールは水溶性で水に溶けやすく、雨水などに晒されるとしばらくの間は真っ赤な樹液(あく)が流れ出る為注意が必要です。
木材の性質としては、南太平洋の木材の中では重硬な木材のひとつとされています。強靭で、耐久性にも優れているため、現地でもいろんな場所で重宝されます。気乾比重も非常に重く、沈木となります。硬さのわりに加工性は良くて、乾燥によって起こるねじれや歪みなどもあまりありません。典型的な硬質系の南洋木と言えるでしょう!
メルバウ材の人気の秘密にはその濃い茶色が欠かせません。心材と辺材の区別はとてもわかりやすく、心材は金褐色で不規則な濃い色が出ることが多く、辺材は淡く黄色っぽい白い色が特徴です。この濃い茶色はどんなインテリアにもマッチするので、南国風なデザインから欧風のデザインまで幅広く愛される理由がわかります。もともと濃い茶色ですが、使うごとに色味は濃さを増します。
アジアンテイストの室内や、シックで大人なテイストが好みの方でも使い方によって色々な表情を見せてくれます。また、他の木材と併せることでその存在感を楽しむことも出来ます。
メルバウの施工事例をご紹介
※ 只今、準備中 ※