ウッドパネル【3D WALL】
【3D WALL】とは簡単に言うと、厚さや色合いが違う木材を凸凹にパネリングをして演出し、壁に陰影を作り出す内装用の壁材の一種になります。他にも【ウッドパネル】と呼ばれることもあり、今までの平面的な壁を立体的にすることで、壁がアートのようにおしゃれになります。
凸凹の具合や、複数の無垢材を使用することで様々な表情を造り出すことができ、より個性的で無垢材の温かみを感じることが出来ます。
また、写真のように長方形の形を並べる場合もあれば正方形のものもあり、それぞれ幅や長さを変えることでスマートな表情や、モダンな表情をも演出することが可能です。
3D WALLという言葉は最近になって出てきた言葉ではあますが、以前から建築家や美術家などによって採用されてきたものでもあります。それが今ではデザイン性に富んだ内装や、おしゃれで個性的な住宅・店舗などに採用されるようになりました。DIYが流行したことも要因の一つかもしれません。
一種類の無垢材を使って作っても凸凹によって陰影が出ることで色合いや風合いが変わって見えますし、同種類の木材でも心材と辺材で色別れしているものを使い分けて組合せることもあれば、全く違う樹種を複数組み合わせてつくる場合もあり、好みは様々です。弊社では下記のようなウッドパネルをご用意しております。
更新日:2023/5/25
初稿:2021/6/26
ルヴィド ウッドパネル
「ルヴィド」とはイタリア語で「粗い」という意味になります。不揃いなため、カジュアルでラフな雰囲気の3D WALLです。
無垢フローリングと合わせてコーディネートすることでより無垢材の温かみを感じることができます。
ウッドパネル【3D WALL】 施工事例
不動産会社のエントランス看板に採用いただいたもので、色違いの無垢材と凸凹の3Dによって壁面に立体感を感じます。ダウンライトの光が陰影を創り出し、存在感やインパクトがあります。
こちらは遠目から見たもので、近くの棚やデスク周りの木材とも調和がとれていてナチュラルです。一面だけ3Dにすることでアクセントにもなっています。