無垢材を使った天然素材の家

無垢材を使った天然素材の家

天然素材_家

最近は天然素材にこだわった家づくりが増えてきました。全てが天然素材ではなくとも、一部のこだわりたい箇所や長い時間を過ごすリビングや寝室部分に天然素材を使用するケースも少なくありません。

中でも一番人気なのは無垢材です。他にも漆喰や珪藻土といった自然素材が好まれて、住宅づくりに採用されています。今回はそんな天然素材の家についてご紹介していきたいと思います。

無垢材を使った施工事例を見たい方、無垢材の無料サンプルをお求めの方は以下からお問合せくださいませ。

更新日:2023/5/25
初稿:2021/4/20

天然素材の家ってどんな家?

実は天然素材の家と言ってもきちんとした定義が設けられているわけではありません。
なので規定を満たしているなどではなく、化学物質が含まれる素材を避けて建てられた家を指す場合が多いです。
具体的に言う天然素材は、漆喰や珪藻土、天然リノリウムや無垢材、断熱材などの内部素材で言うとコルク材やセルロースファイバーなどを使用した家になります。
既定がない分、天然素材の家のイメージは人それぞれで、建てる際の施主様の希望や要望、業者の提案などによって異なります。

天然素材の家_無垢材

天然素材の家は、住めば住むほどに愛着が湧き、素材が馴染んでくるものが多いのが特徴です。
また、最近はアレルギー症状などをお持ちの方も多く、シックハウス症候群などの心配を軽減する為に天然素材の家を検討し、選ばれる方が多いようです。

弊社で取り扱っている天然素材の無垢材に関してのお問い合わせは下記フォームより受付中。

従来の家との違いは?

現在の大半の住宅は化学物質を含んでいる建材や素材を多く使用しています。しかし、天然素材の家に関してはそういった化学物質を含まないものを使用し建てられます。
耐久性などを見ても、天然素材を使用した住宅は比較的強度があり年数を重ねるごとに強くなる特徴があります。
一般的な従来の家は平均寿命が30年ほどとされますが、天然素材の家はそれ以上に住み続けられるとされています。

天然素材は、素材本来の寿命が長く、長期に渡って維持することが可能です。日頃のメンテナンスやお手入れが出来ていれば建て替えや補修などの回数も減り、リフォーム・リノベーションなどで大きな工事をする必要も少なくなります。

天然素材の家_無垢材

また、天然素材の住宅は安全で健康に暮らせると魅力的な面も兼ね備え、先ほども述べたように有害物質などが含まれない為、シックハウス症候群や化学物質過敏症などを引き起こす心配もありません。

無垢材や漆喰などは特に、自発的に呼吸をするので空気をキレイに保ってくれたり自然の調湿効果をもたらします。

そして天然素材の魅力の一つとして経年変化もあり、年を重ねるごとに素材に味わいや風合いを感じることができます。

天然素材の家で後悔しないポイント

ポイント① キズや汚れもアクセント

天然素材は化学物質を使っている素材に比べるとキズや汚れが付きやすいです。
だからと言って、キズや汚れを付けないようにと神経質になり過ぎず、ある程度のものはこれも一つのアクセントだと思うことが重要です。
天然素材の家に限らず新築時のキレイな状態をキープするのは至難の業です。生活をする上では、多少のキズや汚れは仕方のないことです。

フローリング_キズ

むしろ、キズや汚れもその瞬間の想い出として刻むことで成長の証になったり、時代を感じることができます。
天然素材だからこそ、キズや汚れも素材に馴染み将来的には味わいのあるアクセントとして趣に変わります

無垢材の中でもブラックウォールナットオークアカシアなどはキズに強いとされています。色味も経年変化によって味わい深くなる木材なのでおすすめです。

キズに強い木材はこちら

ポイント② 素材選びが重要

多くの住宅は生涯住み続ける家として建てます。そのため、素材選びは重要です。
住宅のデザインや内装ばかりに気を取られがちですが先々のことを考えると、見えない部分にもこだわりを持つことで納得のいく家づくりが出来ることでしょう。

また、家づくりを考える際には専門的な知識や、知らない言葉なども中には出てくると思います。そういった場合にも曖昧にせず、専門家やインターネットや雑誌などで情報収集をし調べるようにしましょう。
特に多く見受けられるのは、実際に手にした場合や購入してから、思ったものと違うものが手元にくるということ。
そうならないためには、無料サンプルや実際にお店に行ってみて実感することが大切です。

弊社でも、実際に手元で無垢材を実感できる無料サンプルをご紹介しております。購入をご検討の際に、まずは無料サンプル本物を実感してみてください。

ポイント③ 予算内でできる限り

天然素材の家を考えた時に必ず立ちはだかるのが価格の問題です。
一般的な素材に比べると、やはり天然素材は価格が高価になりがちです。また、それぞれの素材によっても価格にバラつきがあることもあります。

家づくり_予算

本当に突き詰めて、接着剤や塗料などの素材にまでこだわるとかなりの高額になってしまいます。そのため、予算とのバランスを見つつ天然素材を使用する部分を決めていくことをおすすめいたします。

ただ、譲れない部分やこだわりを持つ部分には天然素材を採用すべきだと考える方も多く、そういった場合には建築会社や工務店、ハウスメーカーなどに相談して進めていきましょう。

天然素材を選ぶときの注意点

無垢フローリング_天然素材

◆ 床材・フローリング

最も多く天然素材の採用があるのは無垢フローリングです。現在はほとんどの住宅がフローリングになっていることで、一番取り入れやすく種類も豊富でデザイン性にも優れています

無垢材を選ぶ際にはよく乾燥されているものを選びましょう。天然木は複合フローリングなどに比べると伸縮が起こりやすいです。
これは木が呼吸をしていることで起きますが、自然の調湿効果ももたらしてくれます。しかし、この伸縮によって反りや割れなどの原因にもなり兼ねないので、きちんと乾燥が施されているものを選ぶことで回避できます。

無垢フローリング

最近は天然素材という観点よりかはデザイン性の良さから無垢フローリングを選ばれる方も多く、樹種や塗装・加工によって様々な表情を見せてくれるので無垢材は空間をおしゃれに演出したい方には最適です。

特に人気がある無垢フローリングはチークパインカバザクラなどになります。

◆ 壁材(内装・外壁)

壁材で主に検討される天然素材は珪藻土、漆喰、板張り(無垢材)などがあります。
珪藻土は珪藻という藻の殻によってつくられていて、バスマットなどでもよく使用されますが、吸水し速乾性に優れていることで湿度調整が期待できます。

天然素材_漆喰

 

また、漆喰も同様に湿度調整ができることに加え、石灰石が主成分になるので消臭効果もあります。漆喰は古くから使われてきた素材になりますが、今もなお人気の天然素材と言えるでしょう。

漆喰の場合、左官業という職業があるほど技術や塗り方に特徴があります。塗り方も様々で、模様が付けれたり、色味も調節することができ、デザインの幅も広がります。

無垢材_無垢羽目板

板張りは腰板とも言われ、壁の一部に無垢材の板(無垢羽目板)を貼り付けたものです。
白い壁だけでは物足りなく感じても、腰板を無垢羽目板で貼り付ければ自然の雰囲気も増し、インテリアとの組合せ次第ではかなりの空間演出が期待できます。

弊社では無垢羽目板も種類豊富に取り揃えています。羽目板は内装だけでなく外壁にも用いられ、アクセントとして一部分だけ無垢羽目板を貼り付けることで個性的な外観でオリジナリティを出すことができます

無垢フローリング無垢羽目板も実際に手に取って実感してみませんか?
本物の質感や触り心地をお試しいただけるよう無料サンプルもご用意しております。

天然素材の家と従来の家 比較

◆ 住み心地はどちらが良い?

今までに伺ってきたお話からすると、従来の家に比べ、土や木などの天然素材を使用した家は住み心地が良いという意見が多かったです。
天然素材の家は室内の温度や湿度を自然と調節してくれる他、リラックス効果や消臭効果なども期待でき、知らず知らずのうちに五感で天然素材の良さを感じているのかもしれません。

また、天然素材は季節に合わせてそれぞれの特性を活かしてくれるので通年で過ごしやすい空間が保たれます。

天然素材の家_無垢材

◆ メンテナンスの良さは?

天然素材の家はメンテナンスが大変そうなイメージを持たれやすいですが、実はそんなこともありません。
従来の家同様に、それぞれに合ったメンテナンス方法で頻度も異なります。

月日を重ねると従来の家はリフォームなどの大掛かりな工事が必要になる場合が多いですが、天然素材の家は長持ちで耐久性にも優れています。無垢材は日頃のお手入れを行っていればメンテナンスもそれほど必要ないですし、漆喰に至っては一度塗ってしまえば一般的な壁の何倍も長持ちします。
日々のお手入れといったお掃除などはどちらも変わりなく必要ですが、大きなメンテナンスについてはあまり必要が無いのも天然素材の家の魅力かもしれません。

無垢材を検討中の方で、メンテナンスやお悩みなどがありましたらお気軽にお問合せください。

◆ コストはどちらが高い?

正直に言うと、天然素材の家は従来の家よりもコストが高くなる傾向にあります。
それは元々の天然素材の価格が、化学物質などを使用した製品よりも高価なことも要因として挙げられますが、建築会社や工務店、ハウスメーカーなどでは標準仕様から追加として料金が発生することもあるからです。

そのため、天然素材の家をご希望の方の多くは注文住宅で建設会社側と直接の話し合いや相談を繰り返し希望・要望を踏まえ進めていくパターンが多いです。なので工務店などはハウスメーカーに比べると融通が効いたり、自由度が増す場合も多く、こういった個性的な住宅やこだわりが詰まった住宅を検討されている方にはおすすめです。

無垢材_天然素材の家
また初期費用だけを見ると天然素材の家は高く感じますが、この先何十年も住み続けた際に掛かるメンテナンス費用や管理維持費などを考えると、先ほどもお話したように天然素材の家は耐久性に優れ長持ちする場合が多いです。
また、既製品にはない価値もあるので全てを考慮すると決して高い買い物ではないかもしれません。

無垢材を使った天然素材の家 まとめ

無垢材を使用した天然素材の家が選ばれる理由には、それぞれに良し悪しがありますが素材そのものの特性を活かして楽しめるのは天然素材の家ならではないでしょうか?
また、従来の家との違いについても同様に、それぞれに良さがあります。住む人にとって何が一番重要か?で家づくりも変わってきます。

確かに天然素材の家は、従来の家よりも初期投資が多くかかってしまう傾向にありますが、それに相応しい快適な住み心地を与えてくれます。特にお子様がまだ小さい家族などに人気があり、これからの子供の成長と共に家も成長するような感覚や、子供にも安全で安心な素材を使うことで健康面においても評価されています。

無垢材は天然木の質感や香り、色味や木目など様々な良さがあります。無垢材を使用した空間は木の温もりによって落ち着きや安らぎを与えてくれます。一度味わってしまうと他では物足りなさを感じてしまうほどです。
是非、天然素材の家に興味がある方は一番取り入れやすい無垢材から検討してみませんか?

皆様のご要望やご質問などがございましたらお気軽にお問合せください。また、天然素材の家を検討される方は是非、無料サンプルで本物を実感してみてください。実際に手元で確認することでお気に入りの無垢材に出会えるかもしれません。

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